Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2010年11月号 法学部 Y.F

授業について

トーストマスターという授業があります。これはインターナショナルの学生と何人かのアメリカ人も一緒です。これは毎週speaker, timer, evaluator, grammarian, ah-counter などの役割が毎週何人かにランダムで与えられます。そして2,3人のスピーカーがその週のトピックについてパワーポイントなどを使って発表します。その時に制限時間があり、timerが計ります。そして「あー」や「えー」をいう度にその回数がah-counterによりカウントされ、発表が終わってから, evaluator, grammarianが評価します。この授業は本当に人前で話すいい練習になります。そして例えば自分が発表する時にも発表して終わりではなくしっかりと評価してもらえるので、他の授業や次の機会に活かすことができます。そして基本的にトピックにおいては自分の国の事について発表することが多いので、いろいろな国の音楽、食、スポーツ、文化について聞く事ができます。自分自身も特にspeakerになった際に自分の経験や日本のことについてなど改めて考えることが多いです。初めのうちはどの役割が当たってもとても緊張していて、なんとか終わらせることに全力でしたが、何回も行ううちに人前で喋ることに慣れていき、少しでもおもしろく、興味をそそるにはどうすればいいかなどを考えるようになりました。この授業では英語を使っているという感覚が得られます。

治安について

このジョプリンで特に危険を感じたことはありません。一度図書館のパソコンを使っていて、USBを挿したまま帰ってしまい、一日経ってから気づいたのですが、誰かが図書館の係りの人に届けてくれたようでそこにありました。そして僕自身、ここに来る前に薬物等に関して正直良くない印象を少なからず持っていましたが、今の所誘われたことはありません。もう一つ銃に関しても特に危険を感じたことはありません。また大学内に警察官がいて定期的にパトロールしているので、この点でも安心できると思います。トラブルについては少しあります。僕はルームメイトがいて2人部屋に住んでいるのですが、仕切り等が全くない部屋です。そして時間割の違いから生活リズムが異なり、自分が寝ようと思っても相手はテレビを観ていたりなかなか噛み合わない時は少しお互いに言い合うこともあります。また自分の物について何かあったり相手の物に何かあった時、自分はすぐに相手を疑う立場にも疑われる立場にもなってしまうので、ここに関しては少し上手くいかない事もあります。またまだ経験したことはありませんが、こちらの冬は日本よりはるかに寒いようなので、去年も氷が降って学校が休みになったこともあるそうです。なので気候に関しては少し心構えがいるかもしれません。ただし、基本的には日本に近いと思います。

自由テーマ

この月は授業も終わりに近づき、冬休みの旅行の計画なども進み楽しいことばかり考えるようになってしまいますが、中間から期末のテストに向けての大事な時期なのでもう一踏ん張りする必要があると思います。11月の終わりにはTHANKSGIVINGと呼ばれるイベントがあり、今年は土日を含めて5日間休みがありました。これはピューリタンやインディアンが関わっている歴史的なイベントのようです。何人かの学生は連休を利用して旅行に行きますが、伝統的にこの日はターキーなど食べるものが決まっていて僕はホストファミリーの家に行って何人かの留学生とともに一日を過ごしました。そしてもう一つ面白いのがこの期間にあるブラックフライデーと呼ばれる金曜日です。これは電気屋やモールなどを含めていろいろな店が夜中の3時から昼までの間大きく商品をディスカウントして売る日のことです。今年のこの日は特に寒かったのですが、多くの人がいて車を止める場所を見つけるのも難しいほどでした。僕はセーター等を買ったのですが、レジまでに一時間並びました。この期間のキャンパスについてはカフェテリアや図書館も閉まってしまうので、前もって食事や出かける場所などを計画しておくことをお勧めします。例えば映画などです。とにかく形は様々ですがしっかりとリラックスして最後のテストのために充電できることが一番いいと思います。