授業紹介―
私が受講している授業の中からOral Communicationという授業について紹介したいと思います。この授業は毎週月曜日、水曜日、金曜日の週3回、朝の9時から開講されている授業で、50分間です。学生の人数は20人ほどの少人数クラスで、私以外の学生はすべてネイティブです。授業名からわかる通り、この授業ではコミュニケーション能力について勉強します。また、授業の中で小テスト、スピーチ、ディベート、ディスカッションが頻繁に行われるので、予習復習は必ず必要です。小テストはすべてレジュメ通りに行われるので、しっかりと準備をすれば決して難しい問題ばかりではないので心配をしなくても大丈夫です。少人数ということと、日本人が珍しいということもあり、教授や学生達が温かく授業に迎えてくれているということが感じられます。とは言っても、授業はネイティブばかりなのでぼやぼやとしている時間はありません。ある日、スピーチが終わった後教授に、「今のスピーチから、あなたの英語が上達しているのが目に見える。私もすごく嬉しい。」と言われたときは、今までやってきたことはすべてプラスになっていたんだと実感することができた瞬間で、とても嬉しくなり、自分の自信にも繋がりました。この授業にはとても満足しています。
カルチャーショックについて―
まず初めにカルチャーショックだったことは食に関してです。私たち留学生は大学の寮に住むことになるので、特別何かがある日以外は3食とも大学のカフェテリアで食事をすることになります。カフェテリアはバイキング形式になっているので、好きなだけ取れるのですが、ほとんどの学生は明らかに食べきれないほどの量の食べ物を取り、残します。もちろんカフェテリアだけでなく、どこかレストランに行ったときでもそのような光景をよく目にします。日本では食べ物を残すことは良い事ではないので、初めは驚きました。今ではその光景が普通のことのように感じますが、残さず食べるということを忘れないようにしたいです。
2つ目は、警察についてです。私の住んでいる町はとても小さな町で、自分自身危険な目に会ったことは1度もありませんが、大学内を歩いているとしばしば大学内でパトカーを見ます。また、友達の車に乗っているときに2回ほど警察に止められました(もちろん何もしていないので免許証と身分証明証を見せただけでした)。また、朝早くと夜遅くに警察が2度私の部屋を訪れたことがあります。部屋の中を少し調べて出ていったのですが、こんなことはもちろん初めての経験です。安全のために警察が大学内をパトロールしているのですが、私としては今までにない経験なのでドキドキしました。
自由テーマ―
ここでは自由テーマということなので、大学で加入した保険と、こちらの病院について書きたいと思います。10月の終わりごろに不注意で左手の親指の付け根を骨折してしまいました。そこで病院に行くことになってしまったのですが、まず怪我をして病院に行くときは、いつ、どこで、どうして怪我をしたのか、というのを正確に説明する必要があります。また、初めて病院を利用したので、今まで自分に起きた病気(麻疹、水疱瘡、過去にした手術や予防接種など)、家族に起きた病気、祖父母に起きた病気まで聞かれたのですべて英語で説明しなければならず知らない単語ばかりでかなり苦労しました。痛みの度合いも、ただただ痛いのではなく、ずきずき痛むのか、針が刺さるようにチクチク痛いのか、うまく説明できずもどかしい思いをしました。また保険の証明カードは常に持ち歩いておくことをお勧めします。私の場合は持ち歩いてはいなかったのでのちに郵送ということになり少し面倒な思いをしました。保険会社は日本語で対応してくれるので、心配することはありません。病院でもらった書類はすべて取っておいて、可能であれば診断証ももらっておいた方がいいです。私は日曜日に緊急病院に行ったのでその時は予約は必要ありませんでしたが、平日の病院は予約が必要なので必ず事前に予約を行ってください。緊急病院の後、大きな病院に移動をしたのですがそこで予約がなかなか取れず4日間痛み止めを飲み続けるなど日本との違いを感じさせられました。病院ではハロウィーンが近かったこともありナース達が仮装をしていて驚きました。またギブスも白だけでなく蛍光色や黒やレインボーなど選択肢がありアメリカらしさを感じました。ちなみに大学に保健センターがあり、怪我をした場合はこちらで見てもらえますが、土日は空いておらず、大学外の病院も歩いて行ける距離にはないので誰か友達か先生に送ってもらわなければいけません。でも、みんな快く送り迎えしてくれるので心配する必要はありません。また学校でギブスをしているとやたら目立つのか、知らない人でも気軽に「何が起きたんだ?」と聞いてくれ、そこから友達の和が広がることもありました。