Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2012年10月号 経営学部 H.K

授業紹介

 今回はESIという語学学校での授業を紹介します。授業は少人数で行われており、1クラス15人も満たないくらいです。先生との距離も近く、アットホームな雰囲気で行われています。クラスメートは中国人、ロシア人、フィリピン人、サウジアラビア人と様々ですが、やはり日本人と比べると授業に対する姿勢が積極的で、発言する回数も圧倒的に多いです。私が感じるのは、他の国の学生は発言することに慣れていて、先生の質問にもすぐに答えています。授業の中でも、スピーキング&リスニングの授業が1番英語の練習になるのではないかと思います。この授業では環境問題や、偶然からの発明についてなど、いろいろなトピックについて、クラスメートとディスカッションをしたり、プレゼンテーションをしたりします。ただプレゼンテーションを行うだけではなく、その前に単語と単語をつなげて読む方法、プレゼンテーションで使えるフレーズ、どういう風に振る舞うといいのか、などを学び、それを実践するための練習として授業中にプレゼンテーションを行っています。アイコンタクトやジェスチャーなど、日本よりも求められるものが多いように感じます。アメリカでは日本よりも、人前で話す機会が多いので、これを活かしてプレゼンテーションに慣れたいと思っています。

 

カルチャーショックについて

 正直なところ、こちらに来てからカルチャーショックは、それほど感じていません。あえて挙げるなら、レストランなどで出される食事の量がすごく多かったり、甘いものは想像以上に甘かったりします。クッキーやケーキなど、砂糖のジャリジャリした触感を感じるほど砂糖が多く使われており、初めは驚きました。しかし、こちらの友達のアパートメントに遊びに行ったときに、一緒にクッキーを作ったのですが、砂糖の量がびっくりするくらい多かったので、納得がいきました。あとは、スーパーマーケットに行った時などに、ほとんど全てのものが日本のものよりもはるかに大きいです。例えば、洗剤などは3倍以上大きいですし、果物などもとても1人じゃ食べきれないほどの量です。日本では、主婦の方はほとんど毎日スーパーに行っているイメージでしたが、こちらの方はまとめてどっさり食材を買う傾向にあるように思います。買い物のカート自体も日本の2倍以上あるにも関わらず、カートいっぱいに買っていきます。他にも、洗濯物を外に干さないことにも驚きました。こちらに来て以来、外で洗濯物を干しているところを、まだ1度も見たことがありません。こちらにはどこにも洗濯機とともに乾燥機があり、基本的に乾燥機で乾かします。しかし、服が縮んでしまったり、しわだらけになってしまったりするので、大事な服などは持ってこないことをお勧めします。

 

自由テーマ

 今回はハロウィーンについて書こうと思います。アメリカのハロウィーンは盛大でとても楽しいものでした。私は日本では、あまりハロウィーンの行事を行うことはなかったのですが、こちらでハロウィーンはクリスマスの次に大きなイベントらしく、ハロウィーンが近づくとどこも、ハロウィーンの飾りつけや仮装のコスチュームなどが置いてあり、賑わっていました。スーパーにも日本では見たこともないくらいの大きさのカボチャなどがたくさん置いてあり、見ているだけで心躍る風景でした。授業でも、ハロウィーンについてのイディオムを学んだり、先生がお菓子をくれたり、お化け屋敷にいったら追加点をもらえたりと、いろんなところでハロウィーンを感じました。今年は私も、初めて仮装をしてパーティに行ったりしましたが、こちらの人の仮装は本格的で、誰だかわからないくらいだったりしました。ホストファミリーの家では、お家をハロウィーンに飾り付けてあり、食べ物も全てハロウィーン仕様になっていて、とても楽しかったです。氷の中に指の形のグミが入っていたり、お菓子の中に目玉のグミやチョコレートが入っていたりしました。さらにハロウィーンは私の誕生日だったのですが、みんなにたくさんのプレゼントをもらったり、お祝いしてもらい、とても思い出に残るものになりました。ハロウィーン当日は、平日だったのですが、こちらの学生はパーティなどでなくても、コスチュームを着て授業に来ていました。ハロウィーンは楽しみにしていたイベントの1つだったので、こちらで体験できて嬉しかったです。