Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2013年11月号 国際文化学部 T.U

治安について

ジョプリンは基本的に静かで平和な町です。しかし、11月に殺人事件があり、男性1人の命が奪われました。計画的な犯行だったようです。この町でそのようなことがあるとは誰も思っておらず、アメリカ人も留学生もひどく動揺していました。私自身は特に身の危険を感じたことはありませんが、遊びに行く場所や時間には気を付けるべきでしょう。  大麻は簡単に入手可能ですが、ミズーリ州では販売も所持も違法なので問題を起こさないため吸わないことをおすすめします。私にはたばこを吸う友人が多くいて、喫煙を勧められることも多々ありますが断り続けています。周りが全員吸っていて、自分も付き合いで吸うという人もいるでしょうが、自分の健康を気遣って私は吸わないようにしています。 飲酒は日本と違い、アメリカでは21歳から可能です。大学の寮は飲酒禁止ですが、友人のアパートに集まって酔って騒ぎすぎると周りの住人が警察に通報することもあるそうです。その時に未成年の飲酒が見つかると余計に大きな問題につながります。本人だけでなく、他の友人にも迷惑がかかるのでしっかりと考えて行動するよう心がけています。

 

ストレスについて

この町に来て3ヶ月が経ちますが、かなりストレスを感じます。授業についていけないこと、誰かに頼まなければ買い物に行けないこと、文化的価値観の差異、人間関係などいろいろありますが、多くはキリスト教が原因です。ここではキリスト教が盛んなのでいつもそのことを考えています。聖書の矛盾点、キリスト教が基本的に反対している同性婚などの疑問はキリスト教の友達の気分を害してしまうのではないかと思い、聞きたくても聞けません。無神論者の友達は皆いやなことを言われたり、キリスト教の友達と仲違いを経験したりしています。無神論者は嫌われると聞いたことがあったので最初は仏教徒と名乗っていましたが、こちらに来てキリスト教に触れたことにより無神論者になりました。しかし、そのことをキリスト教の友達に言うのは気が引けます。自分の気持ち、意見を隠しながらキリスト教徒と話すといつも緊張し、骨が折れます。  そんなストレスを発散するため、私はフェイスブックの無神論者に関するページに「いいね」を押し、その投稿を毎日見て気を紛らしています。無神論者の友達は私の気持ちを理解してくれるので、一緒にいて安心できます。悩んでいる時、部屋に一人でいると答えの出ないことを延々と考え、気分は落ち込むばかりです。友達と遊びに行き、悩み事を聞いてもらうと気持ちが軽くなり、その時だけでも忘れることができます。自分に合ったストレス解消法を見つけておくと鬱々とした気分に対処できるでしょう。