日本から持って来てよかった物
持って来てよかった物というテーマですが、私はあまり特別な物は持って来ませんでした。ですが、役に立っているなと思う物がいくつかあるので紹介します。まずはお茶漬けと塩こぶです。こちらでお米が炊けるならと持ってきたのですが、自炊した時にご飯のお供として役に立っています。細かいことを言いますと、アジアの食品を取り扱うお店に行けば日本の食品は入手できます。ふりかけもあります。その他にあってよかったのは、洗濯ネットです。下着や靴下など小さい衣類を洗う時に便利です。また、自分の歯ブラシは持って来るべきだと思います。こちらの歯ブラシは日本人にとっては大きすぎるので非常に磨きにくいと思います。数本持って来たのでよかったです。女性へのアドバイスとしては、生理用品です。肌触りやサイズ感が違うため、スーツケースの場所は取りましたが持って来てよかったと思います。また、他校の日本人留学生は、安心して飲めるので常備薬を持って来てよかったと言っていました。反対に、持って来ればよかった物として一つ挙げたいのは“日本らしい物”です。日本について友達に話すときやインターナショナルクラブでプレゼンテーションをするときなど、何か日本を感じる物があれば役に立ったかなと思いました。硬貨を揃えておいたり、折り紙を持っておいたり、キーホルダーを買って行ったり、何でもいいと思いますが、プレゼントできるものがあれば喜ばれると思います。
アメリカでのクリスマス
ハロウィンが終わり11月になった途端から、街のあちこちでクリスマスの準備が始まりました。ショッピングモールにクリスマス商品が並ぶのはもちろん、住宅のイルミネーションの装飾も徐々に見受けられるようになっていきました。クリスマスになると、日本でも大通りがさまざまな色の光で溢れたり、ツリーやリースを家に飾ったりするので、見慣れたと言えば見慣れた光景でした。ただ、大きく異なるのはクリスマスが何を祝う日なのかという意識の強さだと思いました。クリスマスにイエス・キリストが生まれたということは言わずとも知れたことですが、やはりそのことを祝うというのがクリスマスなのだと実感させられることがたくさんありました。一番それを強く感じたのは装飾の中にイエスの姿があることでした。誕生のシーンの人形やイルミネーションを見たのは初めてで、私にとって衝撃的でした。日本のクリスマスが本来のそれとは違ったイベントであると感じました。もちろんアメリカ人にもキリスト教徒でない方もいらっしゃいますし、みんながみんなクリスマスを祝うわけではありませんが、ディナーショーや遊園地の装飾など至る所でイエスの誕生の話が盛り込まれていることを考えると、いかにキリスト教がアメリカ人にとって一般的で馴染みのあるものかがわかりました。