Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2014年4月号 社会学部 S.F

カルチャーショックについて

もう一人の留学生のマンスリーレポートですでに何度か話題として挙がっていましたが、宗教の影響の強さが私にとって一番大きなカルチャーショックだと思います。以前BIE生としてカリフォルニアのバークレーに留学していたことがあるのですが、これほどキリスト教に触れたことはありませんでした。というのも、ジョプリンがキリスト教の強い地域に属しているそうで、私と関わるクラスメートやホストファミリーなどの多くのアメリカ人がキリスト教信者だからです。また、スピーキングパートナーのほとんどは近くのクリスチャンカレッジに通っているので、バイブルについて話すことも多々あります。決して批判をするわけではありませんが、恋愛や天気などのごく普通の友達同士の会話をしていても、バイブルの記述に触れてくることがあるので、戸惑うことも少なくありません。私自身信仰している宗教がないので新鮮といえば新鮮ですが、好んでキリスト教に触れているわけではないので、理解に苦しみ、疲れることもあります。

学生生活におけるお金のあれこれ。

まずはライオンバックスについて説明します。ここに来て始めの1週間にあるオリエンテーションで全生徒に配られる学生カードには、あらかじめお金が入っており、そのお金はライオンバックスと呼ばれています。その金額は選択した学食のミールプランによって異なりますが、週20食プランの私の場合、およそ$100が入れられていました。学校には食事の出来る場所が2カ所あり、片方ではミールプランが、もう片方ではライオンバックスが消費されます。後者はライオンズデンという名前です。ライオンバックスは図書館に入っているカフェでも利用可能です。注意するべき点は、現金に替えることが出来ないということと、期限が半期で切れてしまうということです。これについては、オリエンテーションで詳しく説明されていなかった(はずな)ので、学期末になって知る生徒もいました。大事なお金を無駄にせず有効に使うために、計画的に消費していくことをお勧めします。ちなみに、ライオンズデンではピザ、ハンバーガー、日替わりメニュー(パスタやメキシカンが多いです)が食べられます。また、コーヒーや紅茶、ジュースなどのドリンクや、マフィンやスコーンなどのスナック、サンドウィッチ、チップスなども買えます。次に、コピー・印刷代についてです。日本の大学と異なり、全て学生の負担となっています。レポートを提出するときには図書館へ行き、パソコンから印刷するのが主流なのですが、その際にオンラインかカウンターで支払います。白黒1枚につき$0.10です。非常に残念なことに、ここでライオンバックスを使うことができません。オンラインで支払うためには、学生カードに別でお金をチャージしなければなりません。最後に、ブルーブックとマークシートについてです。どちらも主に大きな試験の際に使われます。ブルーブックとはいわゆる回答用紙のことです。これらを自分で用意することは日本で一度も経験したことがなかったので、とても驚きました。その分学費が安いのかも知れませんが、どちらも$0.25くらいのものなので、正直に言うと、学校が用意してくれても良いのではないかと思いました。