Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2015年3月号 国際文化学部 H.K

 

①    現地の学生・友人について

(学生)

日本では講義中の居眠りや私語、欠席などを毎日のように見てきました。留学するまで、外国の大学生は日本の学生より勉強熱心で授業にも積極的であると思っていました。しかしながらMSSUのアメリカ人学生は、みんながみんなそうではありません。アメリカ人のルームメイトが机に向かって勉強している姿をいまだに見たことがありませんし、世界地図を広げアメリカ以外の国の位置を尋ねても、「そんなの知らない」と何人かの友人に言われたこともあります。Freshman向けの講義に出席している学生たちからは意欲のないような印象を受けます。一方で、JuniorやSenior向けの講義になると雰囲気がガラッと変わり勉強熱心な学生が多いです。日本の大学とは違い学生の年齢層は幅広く、クラスメートの中に30代から60代の方がいることもごく普通のことです。そのため自分が考えてもみなかったような意見や質問に出会うことができ、学生からも様々なことを学べています。

(友人)

気の合う友人に恵まれ、感謝ばかりの毎日です。他愛のないことで笑いあい、辛いときは励ましあえる友人の存在は大きなものです。長い時間一緒に過ごすと人それぞれの人柄が自然とあらわれます。それには国籍や文化の違いはまったく関係ありません。たった数ヶ月の間で、これから将来ずっと大切にしたい友人ができたことは、この留学で得ることができた宝物です。

②    自由テーマ (インターネットについて)

もしもインターネットがなかったら、、、どのような生活になっていたことでしょう。幸いMSSUはWi-Fiの環境が整っているので、不便に感じたことはありません。日本のニュースを知りたい時、日本語で何か資料が必要な時、インターネットがなければ情報を手に入れることはできません。また、私にとって家族と離れて暮らすことはとても寂しく心細いものです。こちらに来て半年以上経ち慣れたもののやはり寂しいです。14時間もの時差があるため、なかなか顔を見て話すことはできませんが、時々Skypeなどで連絡を取ると安心します。この留学は、家族の大切さを改めて感じる良い機会にもなったと思います。