Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2018年4月号 文学部 T.Y

カルチャーショックについて

カルチャーショックといっても、これといって絞って書くことはできません。なんせ、考えれば考えるほど出てきますので。しかし、そんななかでも私T.Yが強く感じたカルチャーショックを今回はみなさんにシェアしたいと思います。

①服装は気にしない

全員がというわけにはいきませんが、アメリカ人は服装を気にしません。「え、絶対それ今起きて来たやん」みたいな格好してくる人もいれば、「顔だけはちゃんとお化粧しないと」といった年頃の女の子もいます。ですが、授業受けにいくにしろ、ちょっと買い物行くにしろ、まぁ、気持ちは分からんでもないですが、日本人ほど「着替えてどこかに行く」といった文化はあまりないようです。ただ、旅行でニューヨークに行った時には、大抵の人はパジャマみたいな格好をしていなかったので、やはり田舎だけなのかなとも感じました。

②アメリカの日本食

これにはほんとに驚きました。352歩譲ってもアメリカの日本食はおいしくありません。まず、基本味付けは「テリヤキ」です。肉系は全部テリヤキ。インスタントの焼きそばの味付けもテリヤキ。アメリカ人はこの味付けが大好きです。そんなテリヤキ星人たちはさておき、アメリカにも日本食レストランが数多く経営されているわけですが、寿司2巻$5 です。味も2巻100円のくら寿司の方がまだましなぐらい。寿司も日本のようなシンプルなものだけでなく、アメリカ人が認める寿司は、「アボカドサンダー」といったよくわからない名前がつけられた改造寿司ばかりです。内陸部ですからお魚たちは冷凍便で送られてくるわけで、新鮮のかけらもありません。これだとさかなクンもさぞかし泣いていることでしょう。

 

留学を考えている人・迷っているへ

色々忙しくて、このレポートも帰国してかなり経ってから書いているので、最後の自由テーマはこれにしようと思います。留学といってもみなさんご存知のように、いくつか種類分けができます。選考をくぐり抜けて出発する交換留学や、実費出して出発する私費留学など様々です。数週間の語学留学にせよ、何であれ、大切にして欲しいのは準備・挑戦です。交換留学ですと、語学試験や好成績の取得など、嫌でも通り抜けないといけないことはありますが、そんなものとは別に、目的を2つ以上持って、それに向けて準備し、そして現地でそれが達成できるように挑戦してほしい、ただそれだけです。でも簡単なようで、かなり難しいことなんですよね。帰って来た時に、気持ちよく入国するか、少し心残りのまま入国するかは、期間内に自分の留学生活をいかに濃くできるかどうかだと思います。