①環境について
◆大学施設
ETSUは大学の敷地が日本の大学と比べて広いので、端から端まで歩くと15分ほどかかります。住む寮によっては教室への移動時間が多少変わってきますが、大体の寮が主要な建物の近くにあるのであまり問題は無いかと思います。基本的に大学内の施設(スターバックス、フードコート、ジム)は平日夜中の0時まで開いているので、今のところは快適に過ごすことが出来ています。私も週に数回トレーニングや卓球をしにジムのある建物に行きます。また、図書館には24時間利用できる施設も併設されており、パソコンやプリンターもあるので時間を気にすることなく利用することが可能です。
◆寮
私は共用のバス・トイレ付きの部屋をアメリカ人と2人でルームシェアしています。私の住む寮には共用キッチンが無く、1階に共用の電子レンジと流し台があるだけです。私は申し込んでいませんが、半年で約15万円のミールプランに申し込めば、朝7時から夜中の0時まで開いているフードコートに行って食事を取ることができるので、自身で自炊する手間を省くことができます。スーパーで食材の購入や、料理が面倒だと思う人はミールプランを申し込むことをお勧めします。
◆洗濯
すべての寮にはフロアに共用の洗濯機と乾燥機が付いていますが、中には普通のアパートのように1つの部屋に個人部屋、バス・トイレ、洗濯機・乾燥機、キッチンのある寮もあります。それ以外の寮では、洗濯・乾燥をするごとにそれぞれ約125円ずつかかるという点だけ押さえておきましょう。学生証にお金をチャージして使うというシステムなので、小銭を用意する必要はありません。
②週末の過ごし方について
大学のあるジョンソンシティには小さなダウンタウンがあります。ダウンタウンには、アメリカ南部料理、ドイツ料理、韓国料理、メキシコ料理などの様々なお店があるので、休日にはそこで食事することもあります。また、レストランの中にお酒を提供するバーがあるというのも珍しくありません。アメリカでは21歳未満の飲酒が法律で禁止されており、お酒の購入の際には毎回写真付きの身分証明書の提示を求められます。この点が日本と違い非常に厳しいので注意が必要です。
◆キリスト教文化
アメリカの南部地域は比較的キリスト教文化が強く残っている地域なので、大学の周りには教会がたくさんあります。私は、毎週日曜日に知り合いの方の教会に連れて行ってもらって、ご飯を食べながら聖書の簡単な勉強会をしています。南部地域ならではの体験だと思うので、教会に行ってキリスト教の雰囲気を肌で感じてみるのもいいと思います。
大学のあるジョンソンシティは、ケンタッキー州、ノースカロライナ州との州境にあるので、違う州の都市や観光地として有名な街を訪れることが出来るという利点があります。また、アメリカ南東部はブルーグラスやカントリーミュージックがさかんな地域なので、定期的にコンサートが開かれたり、街中で演奏している人が多く見られます。ちなみにETSUにはブルーグラスの専攻があります。
ノースカロライナ州アッシュビルでのブルーグラス コンサート