Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東テネシー州立大学
2016年9月号 政策学部 Y.T

①オリエンテーションについて

参加が義務づけられているオリエンテーションは基本的に2種類あります。1つは新しく来た留学生全員が参加するものでおよそ3時間ほど様々な部署の職員の方が順番に説明をしていきます。キャンパス内でのルールや禁止事項、施設紹介や健康管理、授業、キャンパス内外のアクティビティについてなど多岐に渡るので少し混乱するかもしれませんが、あとで個人的に分からなかったことを聞きにいけるので、あまり心配する必要はないと思います。ただかなり一般的なこともあれば、手順などを少し細かく説明することもあるので注意深く聞いておいた方がいいでしょう。もう1つは5日ほど設定された日付から都合の良い日をオンライン上で事前に予約してから行くオリエンテーションです。自分の場合アメリカに到着したのがかなり遅かったので、設定された5日の中で最後のオリエンテーションに行きました。こちらは人数も少なく時間も短めでまず最初に書類が全て揃っているかチェックが行われ、その後ビザ、パスポート、授業の単位数、アルバイトの可否などについてについて詳しく説明がありました。これら2つのオリエンテーションは会場も別で日付が被ることもありません。説明の詳しい項目については前年度の人がマンスリーレポート上に書いてくれているのでチェックしてみるといいと思います。

 

 

 

②留学のスタートと英語でのコミュニケーションについて

アメリカの空港に着いた瞬間から全て英語になり長時間のフライトで疲れているなか時間がかかる入国審査、険しい顔で少しぶっきらぼうな態度の空港職員との会話と雑な荷物の扱いでスーツケースが傷だらけになったことでさらにストレスが溜まりましたが、それでようやく目が覚めたようにもうすでに留学が始まっていることを実感しました。留学の1つの目的として外国語でのコミュニケーションがあると思います。テネシーはアメリカの南部に位置しており、人によっては英語に訛りがあったりします。ただ傾向として学生などの若い人たちや都市部出身の人は比較的訛りが少ないのではないかと思います。ただ訛っていなくても早口の人が若い人の中には多いので、その点は訛り以上に多くの留学生を悩ますかもしれません。喋っているうちにどうしても早口になる時があるのでその時は教えてくれといってくれる友達もいました。大学のあるジョンソンシティはほとんど外国人はおらず、地元の人がいても周辺の州から引っ越してきた人が多少いるくらいです。ここに限らずアメリカの大半はそんなものだという人も多くいましたがそれが実際のところだと思います。世界中から人が集まり多様性のある有名な大都市や都会とは正反対です。そのような感じなので外国人に慣れている人も少なく普段通りに話しかけてきますし、それで話が通じていると相手も思っているので、会話を止めてまで聞き直すのは迷うところではありますが、分からなければ分からないからもう1度話してほしいという自分の意思を示すことは重要だと感じました。そうすれば大抵の場合相手も分かりやすく言い直してくれますし、誤解が生まれることも少ないと思います。

 

 

 

上 大学のアリーナ

下 キャンパス内