Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東テネシー州立大学
2016年11月号 政策学部 Y.T

①カルチャーショックについて

どんなところなのか想像もつかないまま来たので少し驚くようなことはいくつかあります。まずどこに行くにもある程度距離があり、日本のように徒歩と自転車で移動というわけにはいかないことです。貨物列車は走っているものの人が乗れる列車は一切走っておらず、バスもありますが本数とルートが限られているので1度しか使ったことがありません。なので大学の外に出れば当然のように誰もが車で移動しており、店などの駐車場以外で外を歩く人はほぼいないので一応歩道がある道路も多いと思いますが車しか通らないです。ドライブスルー専用のファストフード店や銀行にもドライブスルーのATMがあります。1年という短期間なので車を買うことは考えてはいなかったのですが、ここまで車社会だとは思ってなかったので移動手段はいつもつきまとう問題ですし、車があればなといつも思います。もう一つは大学に様々な人がいることです。日本の大学で同じ学年だと違っても2つくらいしか歳が変わらないですし、大学自体ある程度固まった年齢層で構成されている印象がありますが、ここではそもそもあまり年齢を尋ねる習慣もないからか、あとで年齢を聞いてびっくりということがよくあります。未だに何歳か知らない友人も多いです。多くの学生が他の大学から編入するのが当たり前のアメリカで、かつこの大学には修士、博士課程もあり高校生未満が通う学校も併設されているため、大学内は歩く人たちは年齢や経歴がばらばらだったりします。個人的にはその色々な個性が混ざり合った雰囲気がおもしろくまた心地よい気がします。

②留学生の参加する場について

東テネシー州立大学では比較的多くの留学生がいるので、制度やイベント、サークルのような集まりで多様性が見られます。まずホストファミリーと現地の学生のバディーを持てる制度があります。またそのバディーとだけでなく留学生とアメリカ人とで構成されたある程度まとまったグループでのイベントも定期的にあるので留学期間中はお世話になる場面が出てくるかと思います。またインターナショナルオフィスの方が様々なイベントを主催したり紹介をメールでしてくれるので時々チェックすることを薦めます。世界の色々な国と地域に関連したイベントがあるので面白いかと思います。また私の場合、オフィスのスタッフの方に日本人誰か1人をインタビューしたいということで1時間ほどインタビューされました。後日その内容がメールでバディー制度を利用してる学生に配信されました。このように各国の学生の紹介なども行われています。サークルのような団体でいうと学期の始めに日本の大学と同じように色々な団体がブースを出す場があるので、その場に行くと何か面白い活動が見つかるかもしれません。特定の国にフォーカスしていてその国の文化や言葉に興味がある学生が集まった団体なども多くあり、そのような場だと留学生も参加しやすいのかもしれません。いずれにせよ時間に余裕があれば何かの活動に参加してみるのもいいかもしれません。

グループイベントの様子                     ハロウィン