Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東テネシー州立大学
2016年9月号 国際文化学部 M.K

①オリエンテーションについて

東テネシー州立大学(ETSU)では留学生向けに2回に分けて軽食付きのオリエンテーションが行われました。主な内容としてはキャンパス内の施設や機関の紹介、J-1ビザやETSU 保険の説明などがありました。2回のオリエンテーションは合わせて3時間程でしたが、終了後にそれぞれ担当の職員に質問する時間が設けられていたので不安点などを直接聞くことが出来ました。特に自身が疑問に思っていたことは、ETSU保険に関することでしたが、今年から龍谷大学生は日本の保険に加えETSU保険の加入が義務付けられているとの事でした。オリエンテーションでは、キャンパス内のルールを現地の学生が出演している短編動画を通して理解したり、休憩中には抽選会などもあったので、全体的にリラックスしてオリエンテーションに臨めたと思います。ETSU では留学生と現地の学生やボランティアとの交流を目的としたバディプログラムや”World Cafe”という毎週金曜日に開かれる交流会があるので、これらに参加することで様々な国々出身の人や現地の学生との交流を深めることが出来ます。私自身もバディプログラムに参加しているので、休日にはホストファミリーやバディグループで ハイキングや、ピクニックなどを楽しんでいます。

 

②自由テーマ:授業について

私は今4つの授業を履修しているのですが、龍大の授業形態と比べて大きく違う点がいくつかあります。一つ目は、週に同じ科目の授業が複数あるということです。私は週3回の授業を1つと週2回の授業を3つ履修しているので、合計で週9回の授業があります。また、私の履修する授業は各科目15人から20人と少人数で、教授も生徒の名前を覚えているので授業中は名指しで回答を求められることがあります。週に同じ科目の授業があるため授業の進度も早く、龍大の授業のように幅広い科目を多く履修するというよりは少ない科目を深く掘り下げていくといった授業形態であると思います。二つ目は、私自身の授業が少人数ということもあり、生徒と教授との距離が近いということです。教授が一人で授業を進めるということが無いので、その点は嬉しく思います。三つ目は、授業で扱う各科目の教科書についてです。アメリカの授業では教科書が必須ですが、日本では考えられないような値段がするので、購入する際は注意が必要です。教科書は学校やアマゾンなどでも購入可能ですが、同時に教科書をレンタルをするこも可能で、費用を半分以下に抑えることが出来ます。帰国する際の事も考えてどの教科書を購入、レンタルするのか検討するのをお勧めします。