①現地の学生、友人について
◆Japanese table/Japanese cultural society
ETSUには日本語の専攻があり、日本語や日本文化に興味のある学生が多いです。また、日本だけでなくアジア文化に興味のある学生も多いような印象を受けます。毎週金曜日にはJapanese table、木曜日には2週ごとにJapanese cultural societyがあります。これらのイベントに参加することで、ETSUの学生と交流することができます。また、各学期末にはPotluckといって学生が自ら作った食べ物を持ち寄って開かれる回があります。過去2回のPotluckとも多くの料理が集まり、中にはうどんやカレー、お寿司などの日本食もありました。
◆World Cafe
毎週金曜日の夜にはWorld Cafeと呼ばれるETSUに在籍する各国の留学生と国際交流に興味のある学生が集まるイベントがあります。異なる文化や、言語を持った学生が集まり、互いの文化などについて意見交換をする場でもあります。同じ外国人としてアメリカに留学する学生同士なので、親しみを感じますし、アメリカ以外の文化についても知ることのできる貴重な場でした。自身の中にあるメディアで取り上げられるような国々の負のイメージを払拭できる機会でもありました。
これらの機会を通して多くの学生に知り合い、文化を学び、また、かけがえのない友人も作ることができました。それと同時に、英語を実践活用する場でもありました。また、中には大学の夏休み期間に日本を旅行する人、日本の大学への留学を考えている人もいます。
②アメリカ人と日本人(自由テーマ)
私が感じるアメリカ人と日本人の主な文化の違いについて書いていきたいと思います。
◆対人コミュニケーションの仕方について
僕が留学中に感じたことは、話しやすい人、話しかけやすい人が多いということです。基本的に、挨拶やお礼を言うという文化が日本文化よりも強く根付いているような印象を受けます。普段の生活や授業内の様子を見ていてもアメリカ人は人と打ち解けることに長けていると思います。これはアメリカ人に限ったことではないとは思いますが、日本人も見習うべきところではないかと思います。できるなら知らない人とは関わることを避けたいという日本人的考えも理解できますが、これは留学して多文化と関わるときや、社会人になって仕事をするうえでも役立つスキルだと思います。
◆自分の意志を持っていること
これはアメリカの授業内ディスカッションから容易に分かることですが、自分の意見、意志をしっかりと人前で言える人が多いということです。これが良いか、悪いかは別として、人前で自身の考えを述べる大切を思い知らされました。授業内では発言する機会も多くあるので、その際に意見が言えるように物事に対する自身のスタンスを少しでも考えておくといいと思います。もちろん、そんなに簡単なことではないですが、日々意識しながら授業に参加するといいでしょう。