Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フレーザーバレー大学
2023年 12月号 国際学部 S.H

①治安、危険を感じたこと、トラブルについて

 

4か月生活して、カナダは他国に比べて比較的安全な国であると感じています。銃の規制があることももちろんですが、地域的に治安は良いと思います。しかし、あくまでも日本よりは危険があるという認識は忘れずに生活する事が大切です。大学周辺で見かけることはありませんが、Abbotsford内でも薬物などの影響を受けた人が歩いていることがあります。日本では想像できないかも知れませんが、ホームレスのような人は簡単に見つかります。ですが、固定した場所で滞在している事がほとんどなのでその場所を避ける事で対処しています。Abbotsfordの中ではバスが学生の特権で無料なので、基本徒歩移動はしていません。昼間や、人通りの多い所は歩いても大丈夫ですが、夜出歩くのはオススメしません。日本では何時でも外出できますが、その感覚は通じないので注意してください。

最も近い都市がバンクーバーで、バスやスカイトレインを乗り継いで簡単に行く事が出来ます。大学周辺に比べると治安はあまりよくありません。薬物の匂いはどこでも感じますし、ホームレスはかなり多く歩いています。しかし、危害を加えてきたり話しかけてきたりすることはほとんどないので、近づかない事を意識すれば大丈夫だと思います。反応してしまうとなかなか離れられなくなるので、無視するという技も身につけてください!

 

②留学先でのコミュニティについて

 

厳しい事を言うようですが、留学先で友達を作るのは想像より簡単ではありません。私自身、日本で生活していて友達作りに悩むことはほとんどなかったのですが、言語やnationalityの違いはかなり大きいです。強い気持ちで進んで色んな活動に参加する事をお勧めします。

また、留学先で日本人との関係を避ける人がいると思いますが、私は日本人の友達もかなりたくさん作りました。最初の頃は英語を話す環境に身を置きたいと思い、日本人といる事に後ろめたさもありましたが全く後悔していないです。なぜなら、そのおかげで広がった人脈の方が多いからです。私と同じような交換留学生ももちろんですが、フレーザーバレー大学に入学しているinternationalの日本人もおり、英語を話すきっかけとして友達を紹介してくれたりしました。そしてさらにその友達、というように日本人の友達にはかなり感謝しています。

さらに、フレーザーバレー大学にはJCCという日本文化のコミュニティがあります。presidentはinternatinalの日本人で、日本のアニメが好き、車が好き、曲が好き、など様々な日本文化好きの外国人がたくさん所属しています。私はそこで出会ったカナダ人が車好きで、意気投合し仲良くなりました。その友達は日本語学習中で、軽い会話なら日本語で出来ます。なので、基本は英語ですが、どうやって英語で言えばいいのか分からない時に聞くことが出来ます。毎日言語交換をしながら学習しており、リアルな英語をカナダ人から教えてもらえるのは、本当に楽しいです。

その他にも毎週のように、バレーボールやバスケットボール、バドミントンなどのdrop-inと呼ばれるアクティビティがあります。そこでは運動しながら交流できるので、友達作りには最高だと思います。

海外だから友達がすぐできるという事はなく、日本人のように相性が合わなければ誘ってもらえない事も多々あります。しかし、いつかは友達と呼べる人も必ずできると思うので頑張ってください!