①「ビザについて」

まず大前提として、カナダのビザ申請は基本的にオンラインで行います。私は渡航の三か月前に始めましたが、それでも少し焦りながら進めることになったので、早めに取り掛かる事をお勧めします。申請に必要なものは、基本的にパスポートのコピー、証明写真、留学先の入学許可証、英文残高証明書です。全てネットで送るためにファイル化する必要があります。英文残高証明書は、留学先での支払いに問題がないかどうかを表すために提出するため、ある程度の金額が入った状態で作成してください。

実際の申請の方法について説明します。まず、カナダ移民省ウェブサイトでGCkeyのアカウントを作成します。パスワードや秘密の質問など、登録だけでもかなり多くの情報を入力する事になります。その後手順に沿って質問に答え、学生ビザの申請を進めます。もちろんのことですが、始まりから終わりまで全て英語になるので、ネットで手順を検索して確認しながらすることを強く推奨します。調べればいくらでもみつかります！！そして、IMM1294という申請フォームを記入し申請料の支払いを済ませたらネットでの申請は完了です。『Biometrics Collection Letter』がマイページに届いたら、指紋の登録に進みます。VFS.Globalのサイトに登録し、日程を予約します。注意点は、大阪と東京の二拠点しかない事です。おそらく龍谷大学に通う生徒は大阪に行くことが出来るので不便はないと思いますが、日程の確保がいる事を覚えておいてください。

ビザ申請の代行なども主流で、便利なサービスではありますがやはりお金もかかるので、出来るのであれば自分でするといいのではないかなと思います。分からない事はネット検索か、よければ私がお手伝いします！！

　「渡航・現地での留学先までの移動方法」

バンクーバー国際空港から大学までは約二時間弱です。こちらではウーバーが主流で、タクシーよりも比較的安価に移動できます。それでも約二万円くらいはかかる印象です。私自身はホストファミリーの送迎だったため当てはまらないのですが、現地の日本人はほとんどがウーバーを利用していました。

②「オリエンテーション・履修登録について」

オリエンテーションはinternational　student・exchange　studentの二回あり、どちらもメールでお知らせがくるためメールの確認は大切にしてください。これは留学中ずっとです！！交換留学生用のオリエンテーションで初めて数人の日本人と知り合いました。

履修登録は基本的に龍谷大学と似ていますが、日本と少しだけ異なる点もあります。渡航前に履修登録が始まりますが、龍谷大学と異なり先着順になるので出遅れないようにしてください。出遅れると人気の授業はwaitlistになり、キャンセルが出ない限りは履修できません。また、履修前提条件がある授業も多いため確認は念入りにし、龍谷大学で担当の方とたくさん相談してください。また、龍谷大学と最も異なるのは履修の時点でシラバスが見れない事です。そのため、成績評価やテストの有無などのは一回目の授業に参加するまで一切分かりません。履修辞退期間は日本同様設けられているので、多めに登録しておいて自分に合ったものを厳選するのも、本当にしたい学習を見つける一つの方法ではないかなと思いました。