Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ディーキン大学
2013年5月号 文学部 R.K

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

治安、危険を感じたこと、トラブルについて書きます。まず、治安についてですが、個人的な感想としては、こちらに来てから2か月半の期間で、メルボルンの治安は日本と比べても、良いと感じます。しかし、オーストラリアに留学を考えている方にぜひ頭に留めておいてもらいたい情報があるので記載したいとおもいます。

外務省のデータによると、オーストラリアの主要都市における主要犯罪(暴行傷害、性的暴行、強盗など)の発生率は日本の10倍をはるかに超えているそうです。オーストラリアは「気候が良く、自然が綺麗」などポジティブなイメージを持っている人も多いかもしれません。しかし、当然のことかもしれませんが、どこの国、どこの都市で暮らしても、必ずしも良い面ばかりではありません。やはり海外生活を送る上で、危機管理を徹底するように心がけることは非常に大切だと強く感じます。僕が思うのは、特に女性は、①夜間に1人で街を出歩くこと②異性の誘いに安易にのること、この2点を避けるのがトラブルを未然に回避できる最善の対策になると思います。

上記の内容は、これから留学を検討中の方にぜひ頭に留めておいてもらいたいと思います。そして、危機管理さえしっかりとできていれば、あとは自分次第で留学生活を良いものにできると思います。僕もこれから残りの6か月、大切に過ごしていきたいと思います。

 

語学学校について

語学学校の10週間を終えた今思うことを書きたいと思います。まず初めに、「語学学校に参加したからといって、自然に英語がペラペラになるわけではない」ということです。残念ながら実際に1年以上語学学校に通っていても、カタコトの英語しか話せない人がたくさんいるのが現状です。Readingを例にあげると、日本にいても高めることはできると思いますし、逆に海外で長期間生活していても普段から本を読む習慣や、新しい語彙を吸収していくことを習慣にしていないと、飛躍的な向上にはつながらないと思います。そのために、僕は日本から英検1級の単語帳やアカデミックな分野の単語帳、日本語で書かれている英語の勉強法について書かれた本を数冊こちらに持ってきて使っていますが、これはかなりおすすめだと思います。これによって、交換留学の期間、英語力を伸ばしたい人は方向性を失うことがなくなるのではないでしょうか。

次に、語学学校は世界各国から来ている人達と友達になる絶好の機会だと思います。この語学学校で出会った中国人やトルコ人のクラスメイトは、自分と同じように英語が外国語であるにも関わらず、高い英語力を持っていたので、良い刺激になりました。語学学校で出会った仲間や自分が、これから世界中で英語を使い活躍するかと思うとワクワクします。

そして、語学学校を終え、いよいよ学部の講義を受けますが、僕は語学学校の総括としてオーストラリアでIELTSを申込みました。学部の授業はIELTSのスコアより数段上のレベルが要求されることは自覚していますが、留学の成果が目に見える形で現れたほうが楽しいと思うので今回の受験を決心しました。学部の授業は語学学校よりも大変かもしれませんが、他の留学生も同じだと思うので頑張りたいと思います。そして、交換留学は単に語学力を伸ばすだけではなく、生活の中の全てが勉強になると思うのでこれからもたくさんのことを吸収していきたいと思います。

最後に。語学学校が終わり、ようやくスタートラインに立てたと感じています。語学学校の期間中、早く大学の講義を受講したいと思っていたので、この気持ちを忘れないようにしていきたいと思います。