Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ディーキン大学
2013年9月号 文学部 R.K

カルチャーショックについて

オーストラリアで受けたカルチャーショックについて書きます。まず、トラムなどの公共機関がまったくと言って良い程時間通りに来ない事です。急いでいる際などは困ります。これは、他の国では珍しく無いことのようで、日本の公共機関がいかに時間に正確であるかを体感しました。次に、大学のカフェでご飯を食べると非常に高いことです。日本の様な生協の学食のようなものは無く、10ドルを超えてしまうことがほとんどです。最後に、何故だか分かりませんが、授業中にリンゴを丸かじりしている生徒を良く見かけます。これには初めて見た時はとても驚きましたが、通りを歩きながらリンゴをかじっている人や、職場のオフィスの移動中に食べている人も見かけました。いまだに何故だか分かりませんが、今度オーストラリアの友達に訪ねてみたいと思います。あとは、店の閉店時間が日本と比べて非常に早いことくらいでしょうか。ですが、これは事前に知っていたのでそれほど驚きませんでした。「郷に入っては郷に従え」の言葉を自分の頭に留めてこれまで生活してきましたが、オーストラリアを楽しめているので、この考え方は大事かと思います。これ以外にもまだまだ文化の違いはあると思いますし、感じ方も10人10色だと思いますが、違いを受け入れるとその国で生活したい人にとっては暮らしやすい、と僕は思いました。

 

9月の出来事について

今月の自由テーマでは、最近の出来事について色々と書きたいと思います。まず、9月の初めには、ドッジボールチャンピオンズリーグという昨年の各リーグのチャンピオンのチームばかり合計10チーム程参加した大会で優勝することができ、良い思い出になりました。そして、もうすぐこの交換留学を終えて帰国するため、チームメイトがお別れパーティーを開いてくれたのも嬉しかったです。今回の留学を通して、自分の好きなことや、得意なことを通して交流することの楽しさを経験できたので良かったと思います。次に、大学の授業についてです。講義後に教授に積極的に質問に行くようにしていますが、それでもまだ悪戦苦闘しています。先日、1つの科目で、グループプレゼンテーションが行なわれたのですが、他の現地の学生に助けられて、何とかクリアすることができました。来月は試験なので、それに向けて今から準備をしたと思います。最後に、日本にいると、「TOEIC、TOEFL、英検など試験のスコアが高い≒英語が出来る」と思われることが多いと感じましたが、それとは別の能力が求められることを痛感した留学生活でした。実際に生活してみて分かったことが多かったので、大きな収穫でした。しかし、資格試験が就職の際などに役に立つことは事実なので、そのための1つのツールとして帰国後に語学の試験を受けようと思っています。早いものでオーストラリアでの交換留学期間も残り1か月となりました。これまでの留学生活で今月が1番充実していたので、来月もそう思えるような月にしていきたいです。