Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ディーキン大学
2016年3月号 国際文化学部 T.K

 

 

➀環境について

 

私は、現在Deakin大学内にある、Burwood Student Residence(MB building)というOn Campus寮のShared room に住んでいます。Shared roomでは、オーストラリア人3人と私以外の日本人1人と一緒に暮らしています。寮の人達は、皆良い人ばかりなので、彼らとの間にトラブルが生じたことは、今のところ全くありません。毎日、彼らと会話する機会があり、ネイティブの英語に多く触れることができているので、非常に恵まれた良い環境だと思います。私が住んでいる寮は、セキュリティーがとても頑丈です。Shared roomには、それぞれ個室があり、その個室は、オートロックとなっていて、鍵は、ホテルのようにカードキーとなっています。そのため、ホテルでしてしまいがちな、部屋にカードキーを置いたまま外に出てしまい、フロントでマスターキーを借りに行くというミスもしてしまいがちです。(私は、既に3回もしていまいました・・)とはいえ、セキュリティーが安全なので、貴重品などを安心して保管することができます。Shared Apartmentに決まった際は、貴重品の管理のことがずっと気がかりでしたが、この寮では、安心して毎日過ごすことができているので、本当にここに住むことができて良かったと感じています。洗濯機と乾燥機も無料で使用できるので、非常に整った環境です。

ただ、買い物に出かけるには、少々不便です。寮の周りに店が全くないので、近くの交通機関(トラムと呼ばれる路面電車やバス)まで10分ほど歩き、そこからスーパーへ行かなければなりません。その代わり、交通網は、非常に発達しており、Coles・Kmart と呼ばれる大型スーパーまでトラム乗り換えなしで10分で、そこで生活必需品は全て揃えることができます。また、Melbourneの中心街までもトラム乗り換えなしで50分なので、観光や食事に出かける際にも便利です。住む場所というのは、留学生活における基盤であるので、素晴らしい環境に住むことができたおかげで、勉強にもしっかりと集中することができています。

 

②寮のアクティビティーについて

 

➀では、私の住む寮の環境面について記述しましたが、ここでは、寮の社会的な面について紹介したいと思います。

Deakin大学に通う学生(Australian people, International people共に) にとって、寮は、非常に重要なコミュニティーです。オーストラリアの大学では、日本の大学と比べて、授業やセミナーで友達を多く作ることが難しいため、寮やクラブ(サークル)で仲良くなった人と行動を共にすることが多いです。寮で築いた人間関係が、その人の大学生活の中心となるといっても良いと思います。例えば、私のルームメイトである、オーストラリア人の女性は、2年生で、部屋は変わりましたが、去年と同じ寮に住んでいます。去年、彼女が寮で仲良くなった友達が、毎日のように私達の部屋へ訪ねて来て、彼女と一緒に遊んでいます。

寮では、毎週の様にイベントが開催され、寮の人同士が交流する機会がたくさんあります。また、各階ごとにチームが作られ、チーム対抗でスポーツをしたり、チームごとにパーティーをしたりと様々なアクティビティーが行われます。私は、6階に住んでおり、Scallywagsというチームに所属しています。このチームのリーダーは、6階に住む人達のことをFamilyと呼び、とても親切にしてくれます。他のメンバーも、非常に明るく面白い人が多いので、とても私にきさくに接してくれます。そのおかげで、とてもチームに馴染みやすく、毎日を楽しく過ごすことができています。英語力を伸ばすには、絶好の環境にいると思うので、寮のFamily達との関係を大切にしていきたいと思います。