Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ディーキン大学
2023年 10月号 国際学部 S.U 

「カルチャーショックについて」

オーストラリアで経験したカルチャーショックはよく裸足で歩いている人を見かけるということです。室内ではもちろん外でもよく裸足で歩いている人がいて非常に驚きました。どちらかといえば海外は家の中でも靴を履いて生活しているというイメージがあったこともあって非常に衝撃を受けました。また、スーパーなどで会計前の商品を食べたり飲んだりしている人が多く、たまに商品棚に開封済みの食べ物がおいてあったりします。こちらでは、会計前に食べようがお金さえ払えば何も問題がないというように考えられているみたいです。そのようなことは非常に自由で面白いなというふうに思いました。しかし、結局自分自身はなぜか罪悪感を感じてしまい会計前に食べるということはできていないままです。一番衝撃を受けたのはトイレの清潔さです。オーストラリアのトイレはほとんどが汚く、ボロボロです。その点においては、到着から今まで常に日本のトイレが恋しいです。また、日本に旅行に行った友達に聞いたところ日本のトイレは驚くほど綺麗で便座が暖まっていることに驚いて個室の中で叫んでしまったらしいです。その中でも最も日本と異なると感じたのは、大きな祝日は必ずほとんどの店が休みになっており、外に出かけるのではなく家族と過ごすために時間という認識の方が強いという点です。そのため、祝日に外食をしようとしても店が閉まっていることが多く予定通りにいかないといったこともありますが、すごく素敵な考え方であると感じました。しかし、オーストラリアは様々な国出身の人が多く、文化や言語が多数存在しているのでそこまで大きなカルチャーショックを経験したことはなく、全てすぐに受け入れて適応することができるともいます。また、ほとんどの人が異文化に対して興味津々でお互いの文化や常識、タブーなどを話して共有することが多いため誰でも住みやすい環境があると思います。そして、全ての人が異文化に対して寛容ですぐに受け入れてくれる温かい心を持っています。このような人の暖かさは日々感じています。特にメルボルンは多文化共生が最もできている街であると感じるのでいろんな文化の側面を楽しみ学ぶことができるのもメルボルンの一つの魅力だと感じます。

「Great Ocean Road」

 テストが終わった後、2月にFhillip Island に行った時と同じツアーに参加してGreat ocean roadに行きました。ツアーは390ドルぐらいで宿泊や食事、バス、ガイド、サーフィン体験などが含まれていました。初めは少し高いようにも感じましたが、実際に参加してみるとそれ以上の価値があったように思います。ツアーには前回とは異なり他大学からの大学生も参加していました。そのため、deakin 大学からの学生は5人だけと非常に少なかったです。また、私たち以外はほとんどがヨーロッパからの留学生でフランス人の学生が多かったため、旅行中至る所でフランス語の会話を耳にしたため、オーストラリアというよりもフランスに留学しているような気分になりました。ツアーでは最初にサーフィンをしました。しかし、天気はあまり良いとは言えずみんな凍えながらサーフィンの説明を聞いたりしていましたが、一旦海に入ってサーフィンをしてみると想像以上に楽しく寒さを忘れて楽しむことができました。その後はただ宿泊するホテルのあるApollo bay に向かうだけだったのですが、最短距離の高速道路のような道ではなく海沿いを走って向かったため、移動中も景色を楽しむことができました。Apollo Bayは非常に小さな街で全てのものが1キロぐらいの範囲に集まっていました。そのため、メルボルンではなかなか見ることのできない田舎を体験することができたと思います。その雰囲気は特別なものがあり、普段とは違うことをしている感や旅行感を存分に味わうことができ非常によかったです。2日目にはTriplet waterfallTwelve Apostles に行って大学に帰るというだけだったのですが、どちらも迫力があり、街中ではなかなか感じることのできない大自然を全身で感じることができました。しかしTwelve Apostlesは現在8本しか残っておらず、また残っているものも崩壊する可能性があるため、その時々で異なる景色を楽しめるのは非常に面白いと感じました。このツアーでも、様々な人に出会い、その中でいろんな経験をできたということが非常に自分にとって大きな価値があったと思います。

[12 Apostles]