長期休暇の過ごし方について
マードック大学の冬休みはセメスター1のテストが終わった後の7月中旬から始まり、8月末までの約6週間あります。テスト直後はセメスター1で帰ってしまった友達のフェアウェルパーティに参加したりしていましたが、皆が帰ってしまった後はシドニーとメルボルンへ約1週間旅行に行ってきました。
①メルボルンについて
メルボルンは日本で言うと京都のような歴史的建物がたくさん残った町で、市内は路面電車がたくさん走っており、とても綺麗な都市でした。路面電車の中には何本か観光用のものもが走っており無料で乗ることができます。メルボルンは2日半しかいなかったのであまりいろいろ見て回ったわけではありませんでしたが、ほとんどの建物がヨーロッパを感じさせる雰囲気で、市内をただ散策しているだけでも十分楽しむことができました。また町中の少し細いわき道に入ると時々綺麗なペイントがレンガの壁一面に描かれており、とても魅了されました。道路もとてもきれいに整備されており、京都までの綺麗な並び方ではありませんが、メルボルンも碁盤の目のように道が作られているため、迷うこともなく行きたい場所にいくことができました。また、メルボルンには綺麗なステンドグラスのある大きな教会が点在しており、外観・内観ともにとても綺麗でした。その他、様々な美術館、博物館アートギャラリーがあり、本当に町全体がアーティスティックで絵になるメルボルンの町を私はとても気に入りました。 芸術好きの人にはお勧めの都市ではないかなと思いました。
②シドニーについて
シドニーはメルボルンとはうって代わり、日本で言う東京のような感じでした。大きなビジネス街があるうえに、その近くにはショッピングモールや大きなデパートがいくつも点在し本当に大都市でした。シドニーでの公共移動手段は主に電車でメインエリアには無料のバスも走っていたため、行きたい地域と時間帯によって上手く使い分けると便利でした。シドニーでは王道のオペラハウスやハーバーブリッジ、またタロンガ動物園にも行きました。ブルーマウンテンにも訪れましたが、天候に恵まれず綺麗な景色は残念ながら見ることができませんでした。またシドニーには大きなチャイニーズタウンがあることなどから日本を含むアジアの文化(特に食文化とファッション)がとても浸透していました。ビジネス街から少し離れた中華街のエリアではオーストラリアにいることを忘れるかのごとくアジア人の人がたくさんいました。
メルボルン、シドニーともに共通して言えることはパースと違い5時にお店が閉店しないのと、24時間営業のコンビニがたくさんあること、またスターバックスがあることでした。パースはオーストラリアの中でも孤立しているため、まだまだイーストコーストに比べて遅れているなと感じることが多かったです。また日本料理屋さんの種類も多く、パースでは寿司屋さんと簡単な日本料理屋がある程度ですが、イーストコーストには居酒屋があったり(もちろん値段は日本と比べると高いです)、またダイソー(1つ2~3ドル)もシドニーにありました。イーストコーストは多くの日本人が旅行やワーキングホリデイで訪れるため、日本の文化の浸透の仕方がパースとは全然違うことに気付き、おもしろいなと思いました。その事を逆に考えるとパースには日本人が割合的に少ないので、英語を学ぶ環境という面ではマードックを選んだことが私達にとって良いことだったなとも思いました。