Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2011年2月号 文学部 K.A

1.オリエンテーションについて

マードック大学は授業開始のWeek1の前週にWeek0というインターナショナルの学生向けのオリエンテーションが約1週間あります。オリエンテーションの内容は、パースでの生活や交通機関の使い方、寮での生活、授業登録の仕方といったものが主です。これらは必ず参加しなければならないオリエンテーションですが、その他にオリエンテーションの一環として現地の学生ボランティアによる様々なイベントなども開催されます。こちらは任意で参加するものでしたが、もちろん他国の留学生も多く参加しているので友達を作る良い機会になりました。また日本人留学生のためだけに、こちらの大学にいらっしゃる日本人交換留学生の世話を担当している日本人の先生が、日本語でパースの基本情報や大学の概要、マードックでの留学生活についてのアドバイスなどのオリエンテーションを設けてくださっていたので、質問もしやすく留学生活を送る上での不安なども解消されました。

 

2.環境について(大学施設/サービス、住居について)

 留学生のほとんどはStudent Villageと呼ばれる大学敷地内にある学生寮に住むことになります。寮ではフラットと呼ばれる建物を5~7人でシェアします。Village North(古い建物)とVillage South(新しい建物)に分かれており、選んだ部屋の種類によって建物が決まります。私は、Village Southに住んでいますが、新しい方の建物なので外観は綺麗で、部屋の中も白を基調としているので清潔感があります。キッチン・リビング・ダイニング・シャワー・トイレをそれぞれ共有で使います。部屋にはベッド・机・本棚・衣装戸棚・ヒーターといった最低限のものが備わっています。インターネットは自分で契約しなければなりません。Villageの事務所でプリペイドカードを買うかクレジット契約をすればインターネットは使えますが、接続の仕方が難しいので私は友達に手伝ってもらいました。生活していて特に困ることはありませんが、フラットにはエアコンがないので夏場はかなり暑いと思います。

 大学の敷地はとても広いですが、普段授業を受ける建物は比較的密集しているので、移動には困らないと思います。学部毎に建物が分かれていて、例えばEducation and HumanitiesならEH、Sosial sciencesならSSと略されます。大きなレクチャールームや小さなチュートリアルのクラスルームがたくさんあり、はじめは場所を覚えるのが大変でした。大学の施設は、フードコート、本屋、銀行、医療センター、旅行会社、図書館など様々なものがあります。図書館は24時間開いているし、Student Villageから歩いて5~10分ほどなので夜中に勉強に行けたり、とても便利だと思います。

 

3.自由テーマ:食生活について

 寮では基本的に自炊をすると思います。大学から片道徒歩15分ほどのところにKARDINYAというスーパーマーケットがあり、食材は大体そこで購入します。曜日によっては大学敷地内でマーケットが開かれ、新鮮な野菜や果物を購入できます。また街に出るとアジアンショップもあるので、日本の調味料も購入することもできます。

 外食をするときは、CityにあるNorthbridgeやFremantleというところにある中華料理や韓国料理、イタリアンなどのレストランに行くことが多いです。一品の値段は高いですが、量は多いのでみんなでシェアしながら食べます。私がこちらに来て気に入ってるのが、バブルティーです。バブルティーは、日本で言うタピオカ入りのジュースです。ミルクティーだけでなく、タロイモ味などたくさんの種類があります。有名なチェーン店があり、値段も4、5ドルくらいなので手軽で、出掛けた時はほとんど毎回飲んでいます。

 パースがあるウエスタンオーストラリアは経済ブームの真っ最中らしく、物価がとても高いです。なので外食ばかりしているとすぐお金がなくなってしまうので、遊ぶ時はパーっと、その他は倹約生活に努めることも大事だと思います。