Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2014年11月号 法学部 S.T

この留学をふりかえって この一年間は自分の人生の中での一番の大冒険だったと思います。僕は日本に生まれ日本で育ち海外生活をしたことがありませんでした。そのため留学前は本当にnaiveな大学生でした。積極的でもありませんでした。今とは色んな部分で少し違った自分でした。今の自分の方が自分で気に入っています(笑)少し話が変わります。僕がずっと感じていたことについて。留学が一般的になった今日、日本国内の事もわからないようなレベルの低い大学生がに留学に行くなという意見をよく耳にしますが、僕は今はそうは思いません。なぜならこの留学生活を通してでそうではないと思うことができたからです。確かに留学はお金もかかりますし、言語も本気で取り組まないと伸びません。日本の大学生活の方が有意義な生活ができるという意見もあります。しかし、僕はこれらの意見には反対です。これらの意見は正しいですが効率を求めすぎた結果の意見だと思います。これは僕個人の意見なので間違いを含んでいるかもしれませんが、日本人敷かれたはレールを必要以上に辿ろうとするということ。そして、レールを外れた者は負けということ。この考え方が強く心が強い人でないと物事に挑戦しにくい社会だと感じます。話は大きくなりますがこの影響は日本人の自殺率の高さにも出ていると思います。オーストラリアで生活した僕はこれらの考え方が全く重要ではないと強く思うことができます。オーストラリアで1年間全く違う意見や思想を色んな人と交えて、この日本人特有の考え方が全て正しいわけではないと思えるからです。自分が自分の意見をはっきり言えるこの時代に他人の意見に染められてしまうということは勿体無いです。多くの人にとって今しかできない留学をトライしないということも勿体無いです。留学は本当に多くの事を学ぶことができます。自分の事をもっと知りたいという人にはうってつけです。慣れない土地では自分の弱点が浮き彫りになります。そして自分の長所にも気付けます。長所を活かさないと生き残ることができないからです。留学という行為が全てを変えるわけではありませんが、その助けにはなります。一番大切なのは経験から自分がどのような意味や結果を生み出すことができるかということです。 帰国後この経験をどう活かす予定なのか 5回生として就職活動をします。幅広い視野を持って専門的な仕事に就けるように取り組んできたいと思います。業種などは絞りきれていませんが、英語に拘るということはしないようにしようと思います。龍谷大学での国際交流にも取り組みたいと思っています。言語の練習も欠かさずやりたいです。英語を生活の一部にしていきたいです。 最後にこの留学に関してご助力頂いた龍谷大学、国際部の皆様、マードック大学の先生方、本当にありがとうございました。そしてレポートを最後まで読んで頂いた方、ありがどうございました。