Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2015年9月号 経済学部 T.K

【現地の学生、友人について】

前の投稿でも書いた通り、マードック大学で履修する科目は3科目と、日本と比べてかなり少ないです。交換留学生は基本的に3科目、現地の学生も3~かなり多くても5科目ほど履修しています。システムが異なるため、履修科目が少ないといっても、授業以外での予習や復習などが必須です。こちらに来て、現地の学生は、日本と比較して、勉強量が尋常ではないと感じることがしばしばあります。もちろん、留学生活をしているからというのもありますが、こちらで単位を履るのは簡単なことではありません。1単位に週10時間ほどの勉強が必要と言われていますし、課題やオンラインでのテストなども多いです。また、マードックのテストは他大学と比較しても難しいと言われています。それくらい、単位を得ることが難しいので、現地の学生は皆熱心に勉強をしています。

私の周りの友人はとても多国籍です。その中でもやはりアジア人が多いと感じられます。文化が似ているため、アジア人との方が仲良くなりやすいからです。西洋系の友達もいますが、その中でも特に中が良いのは、日本やアジアに興味を持っていたり、日本語を勉強している人がほとんどです。いくら多国籍の国だとはいえ、文化の壁は大きいと感じます。

 

【留学単位について】

留学前に単位変換について考える方が多いと思います。単位変換は学部によって異なると思いますが、基本的に、留学での単位変換は1年でも10単位前後になってしまうと思います。こちらでの単位は全て時間数で変換されます。いくら日本よりも単位取得が大変で、予習や復習などの時間が日本よりもはるかに多くても、変換に必要なのは授業時間数のみです。また、日本で開講されていないような授業だと、こちらで単位を取得したとしても変換されることはありません。こちらで1年間に履修する授業は6科目です。1つにつき時間で換算すると2単位がほとんどで、多くても4単位です。そのため1年で履れる総単位数は決して多くありません。こんなに苦労しても1年でたった10単位ほどにしかならないと思うとかなり厳しいです。私は帰って4回生になるのですが、前期はほぼフルで授業に行かなければなりません。卒業には全く影響ありませんが、今まで全て単位を履ってもこれくらい残ってしまいますので、単位変換はあまりあてにしない方が良いと思います。