Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

マードック大学
2018年4月号 国際学部 M.A

授業紹介

マードック大学では、最大で4つのUnitsの登録が可能になっており、その1つに対してlectureと呼ばれる講義とtutorialと呼ばれるディスカッション中心の小クラスがセットになっています。現地学生と同様の内容をこなすのはなかなか大変とのアドバイスも頂き、私はセメスター1では3つのUnitsを登録しました。実際にこのセメスターで登録した科目は、BAR100 (Academic Learning Skills), COD125 (Introduction to Community Development), IND101 (Indonesian 1) 3です。原則受講必須のBAR100では、大学で単位を取るために必要なスキルや、レポートなどを書く際に必要な引用や参考文献の方法、その他プレゼンテーションスキルやそのフィードバックをいかに生かしていくかなど基本的なことを学ぶことができる授業になっています。日本語のレポートとはまた違った形式であることに加え、剽窃などによりいっそう厳しい海外の大学で学習する上で役に立つスキルを学ぶことができます。IND101では、週2回のワークショップがあり、インドネシア語を実際に話す機会が多く設けられているために、授業内でたくさん友達をつくることができます。英語で第三言語を学ぶのでまた新しい楽しみの1つでもあると思います。COD125では地域開発・活性化に関して、様々なセオリーを通して学んでいます。オーストリアの歴史を通して学ぶ機会もあり、文化なども合わせ知ることができる授業になっています。日本人交換留学生は私1人だけの授業ですが、受講生や教授に質問ができる貴重な時間であると捉えて授業に臨むモチベーションにしています。

 

ロットネス島

今回はマードック大学に留学した際に是非オススメしたい観光地の1つである、ロットネス島について紹介したいと思います。パースシティ近くまたは、フリーマントルの港からフェリーが出港しており、約30分ほどで到着します。ロットネス島ではパースより少し気温が低く、とても美しい海と、この島にしか生息していない動物にも出会うことができるのが特徴です。島ではレンタサイクルのサービスがあり、島をサイクリングで観光しながら一周することが可能です。また多くはありませんがレストランやカフェ・バーなどもあり、海辺の賑やかな空間でランチなどを楽しむことができます。こうした観光を楽しむためにも、オーストラリアでの基本的なルールを知っておくことも重要であると感じました。例えば、自転車に乗る際はヘルメットの着用が義務づけられていること、ビーチでの飲酒が禁じられていること、またオーストラリアではシートベルトの着用もより一層厳しいのでタクシーなどを利用する際は気を付けなければなりません。ロットネス島にだけ生息するクォッカと呼ばれる動物も、テレビで紹介されるなど大変有名であり、かなり人なれしているなという印象を受けました。たくさんの人が一緒に写真をとっており、とても愛くるしい表情を見せるクォッカはとてもオススメです。