Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

RMIT大学
2011年5月号 文学部 M.K

試験のこと

僕の通っているREWという英語学校では、基本的に5週間ごとにテストがあります。テストはreading, listening, writing, speakingにわかれており、5週間で学んだことを中心に出題されます。この学校には7つのレベルがあり、レベルによっても違いますがE5までの場合は60%、E6、E7では70%を各分野トータルでひとつでも下回るともう一度5週間同じ内容の授業を受ける必要があります。しかし、交換留学生の場合、一度でもテストに落ちてしまうと次のセメスターに間に合わなくなりもしかすると一年を語学学校で過ごすことになるかもしれません。この絶えず肩にのしかかるプレッシャーがいい緊張感を保ってくれると思います。これは僕の意見ですが、留学前に龍谷大学で全くAcademic writingの授業を受けていない、もしくは知識を得ていない場合、すこしwritingで苦労することがあるかもしれません。僕は留学前に上級Writingという授業をとって少しだけAcademic writingについて勉強していたのでまだましでした。このクラスをとる以外にも、大学の先生などに聞いてみるのもいいと思います。知識があるのとないのでは多少なりとも変わってくると思います。あと、スピーキングについてですが、龍谷大学には海外交流委員会が主催するスピーキングパートナーという言語交換の制度があるのでそれを利用したり、深草でのIntercultural Discussionという授業に出て、英語で留学生とDiscussionしたり、また水曜の5限にある英語で学ぶ日本の社会をとる(もしくは聴講)で留学生と積極的に話したりと、探せば英語を話す機会はたくさんあります。積極性が後の留学生活に影響をかなり及ぼすと思います。

余暇の過ごし方

僕はこの冬休みを利用して旅行をしようと思いましたが、3週間しかなく、またどこへ行くにしても冬なのでアルバイトをしたり、メルボルンでまだ行ったことのないところへ行こうと思っています。週末の過ごし方に関しては、基本的に宿題が多く出されるのでそれをするのに時間をあてたり、ぼくはAFL(Australian Football League)がとても好きなのでよくCityの近くのMCG(Melbourne Cricket Ground)に行って試合を見たり、あとは毎週土曜日に日本人のための日本語学校にボランティアとして行って手伝いをしたりしています。AFLは、はじめて試合を見るときはルールが難しく、つまらなく感じるかもしれませんが、一度試合を見るとだいたいルールがつかめるようになります。オーストラリア人のほとんどが自分の好きなチームを持っているくらいで、応援もものすごく力がはいっています。またオーストラリアでは日曜日のほうが平日よりも新聞が多く売れるそうで、それは日曜日の朝にこちらの人は新聞を読みながらコーヒーを飲んでリラックスする人が多く、それが習慣になっているからだそうです。ぼくも日曜日の朝はよく友だちとbrunchを食べるためにカフェに行ったりします。

 

物価

今回は物価について少し話したいと思います。まずは食事についてですが、基本的に高いです。外食をすると、昼ごはんで6~10ドル、晩ごはんだと10~20ドルはかかると思っておいたほうがいいです。スーパーなどで買い物をする場合、野菜やお肉は安いですがほとんどが一人分というよりは3人分以上あるんではないか、というくらいの量です。こちらの人はお肉は買ってからすぐに食べない分は冷凍するという習慣があるそうです。日本食の食材も買えますが高いです。お好み焼き粉が10ドルもしてびっくりしました。あと一番驚いたものの値段はジュースです。日本では500mlのジュースが定価でも150円で買えますが、こちらでは600mlのジュースが定価で3ドル50セントもします。現在の為替レートだとジュース1本が300円くらいします。次に交通機関ですが、英語学校にいる間はConsession Cardという、地元の人が受けている割引のためのカードがもらえないので1ヶ月およそ100ドルはかかります(Zone1の場合)。後期からは割引が受けられるのでほぼ半額の60ドルくらいにまで下がります。物価は全体的に高いですが、その分仕事での給料が高く、アルバイトだと最低賃金が15ドルと日本では考えられないくらい高いので働き始めると物価が高いとも感じなくなるのかもしれません。