この1年を振りかえって(留学前と今を比較して変わったところ等)
留学経験者がいう決めゼリフ、“一年間あっとゆう間だった”を私も期待を裏切らずここで言わせてもらいたいですね。とくに、語学学校が終わり大学の授業が始まってからは本当にあっという間でした。莫大な量の宿題や課題に終われ、一週間過ぎるのが信じられないほど早かったですね。正直にこの2回目の留学を決意するのは簡単ではありませんでした。みんなと同じ時期に卒業できないこと、日本の本当に大好きな友達と最後の学生生活が送れないということ、当時付き合っていた彼氏と離れ離れになることなどいろいろな気持ちが混ざり合い一歩を踏み出すのが本当大変でした。実際に留学を決めるきっかけとなったのはTOEFLのスコアが大学の要求するスコアに満たせず大学にいく前に語学学校に4ヶ月通うという条件付でRMITから許可がでたことです。RMITは他の学校に比べ語学要求レベルが高いのを知ってはいましたが、TOEFLのスコア条件を満たすのは正直に本当に大変でした。でもどちらかというと日本へいたいという気持ちが強くTOEFLの勉強に身が入らなかったのも事実でした。そんな中、語学学校へ通うという条件をだされ留学するかしないかが本当に自分の意志次第になった時(語学学校は実費なので辞退という選択肢もあった)、自分の気持ちともう一度向き合い留学を決めました。
始めのうち語学学校はあまり難しくなく、毎日リラックスし好きなことを楽しむことができましたが、刺激がたりなかったのも事実。しかし最終レベルのクラスになると授業で取り組むことは大学でのシュミレーションを目的としているので難しい課題をたくさんこなさなければなりませんでした。そんな中最終レベルのクラスで取り組んだプレゼンテーションが私の世界間を大きく変えることになりました。私選んだテーマはアフガニスタン戦争。高校で世界史を勉強したこともあり世界の政治や国際関係に興味をもっていたので、このトピックに決めました。私にとってプラスになったことは私のクラスにアラビア人が何人かいて彼らに実際にアフガニスタン戦争、同時多発テロについて、話を聞くことが出来たこと。私からしたら彼らはとても友達思いのクラスメート、私達となにも変わりません。しかし同時多発テロに対しては私たちと少し違う考えを持っているのは事実です。日本人や日本のメディアはアメリカの影響を受けどうしても思考回路がアメリカよりになってしまうことが多いのでそのことに気づけたことは私にとってとてもプラスになり、何事も片方の視点からだけ見てはいけないという教訓を得ることができました。日本にいては出会うことのできなかった人と出会いいろいろな意見を聞くことができ、自分の視野を大きく広げることができました。
大学で学ぶということ
語学学校を無事に終了し、大学いに入り現地の学生と授業を始めて受けた日に私が思ったこと。。。“Omg…how come? I don’t understand at all..” 日常会話をすることに不便を感じることが少なくなり、自分の英語に自信がつき始めていた私にとって大学の授業は新たなそして大きな挑戦となりました。授業が理解できないの理由は主に二つ。講義のトピックに対しての基礎知識がないこと。また講義中に使われるアカデミックな語彙を知らないこと。この二つをカバーするには予習を徹底的にすることでした。RMITはそれぞれのコースに専用のWebsiteがあり、教授やチューターがどのような本やTVを見たらいいのなど全て載せてくれているのでそれにそって勉強することができました。いざ勉強となっても簡単には進まなかったのも事実。語彙を調べながら、トピックの背景をGoogleしながらと苦労の連続。でもいつの間にかクラスの中に友達ができて、自分自身が少しずつ、RMITの学生として馴染んできていることがわかりとてもうれしくなりました。誰も知らず、右も左もわからなかった自分がここまでメルボルンでの学生生活に馴染めたのはここで出会ったたくさんの素晴らしい友達と日本から自分の背中を押してくれた、大切な人達のお陰です。
帰国後どう留学経験を生かす予定なのか(帰国後の予定)
昔から、ジャーナリストになり人と人を繋ぐ役割を果たしたいと思っているので、ここで身に着けた英語をもっと向上させ、自分の英語を使ってインタビューをしていきたいです。こっちに来てインターンを応募する時に、自分の記事を書かせて頂くチャンスを頂き、オーストラリア人の女の子にインタビューし記事を書かせてもらいました。今はまだインターンの結果待ちですが、これを機に、自分のやりたいことのビジョンが明確になったように思います。海外での就職も考えていますが、やはり自分の留学経験から得られた、興味関心、世界に対して人より少し広い視野を持てるようになったことなどをマスコミ方面で生かしていけたらなっと思っています。
また日常的なことで言えば、龍谷大学に来ている留学生とよりいっそう交流を深めていきたいです。数ある国の中、日本を選んでくれた、学生さんたちともっと交流し、いろいろな意見交換をしていけたらな、と思っています。