①治安、危険を感じたこと、トラブルについて
私が派遣されているメルボルンは世界で最も住みやすい都市とされていて、治安もオーストラリア内では比較的良いとされていますが、それでも日本と比べるとメルボルン市内の路上にはホームレスが多く、路上はゴミなどが散乱しています。ですが、彼らは、私たちに話しかけてくることや危害を加えようとすることはないのでそこまで警戒する必要はないです。しかし、ホームレスとは別に普通に見える人が一人で何か電車内や路上で叫んでいたり、独り言をどこか何もないところを見つめながらブツブツ言っていたりします。これらの人たちは、周りの人に殴りかかるなどの素振りを見せることも度々あるので(実際は危害を加えていない)、電車内で出会った場合、他の車両に移動することや、路上で出会った場合は他のルートに回り道したり安全な距離を保って通行することが大切です。こうした人々は頻繁に見かけるわけではないのでそこまで警戒する必要はなく、こうした場面に遭遇した場合は相手をせず通り過ぎることが大切です。私の滞在している郊外の町はメルボルン市内から電車で20分ほどですが、夜7時以降になると駅の周辺以外の道路は日中に比べて圧倒的に人通りが減り、ほとんど出歩いている人は見えなくなり(車の通行量は一定数ある)、街頭も必要最低限なので帰りが遅くなる場合は、車が多く通行する大きい道路に沿って帰宅することや、駅から家までの距離が遠い場合、帰路は徒歩ではなくUberなどのタクシーやバスで帰ることをお勧めします。
②ホストファミリーについて
今月の自由テーマでは,留学前の皆さんが特に不安を抱えているであろうホストファミリーについて書きます。私のホストファミリーはホストファザー、ホストマザー共にベトナム出身です。そのため日常ではベトナム料理が食卓に並ぶことも多いですが、料理を作ってくれるホストマザーは私が日本出身で日本食を恋しがっていることを知って日本のカレーや味噌汁を時々作ってくれます。家は最寄りのバス停まで徒歩8分、バスで最寄り駅までは5分、最寄り駅から大学の最寄り駅までは25分のトータルでは50分から1時間の通学時間です。部屋はベットと勉強机が備え付けられてあり一般的な勉強部屋と同じくらいのサイズです。シャワールームは専用のものがあり、トイレは共用です。家のルールとしては、週1回は部屋を掃除機で綺麗にすることや1ヶ月に1回シャワー室とトイレの掃除を行うこと、洗濯は週に1回などのルールがあります。それ以外には厳しいルールは無く帰りが遅くなる時やご飯がいらない時は連絡することなどがあります。これらの条件はホストファミリーによって異なりますが、私のホストファミリーは自分のことを家族のように迎えてくれて本当に恵まれていると感じます。ホストファミリーの募集をかける際に、ホストファミリーとどのように関わりたいか(積極的にお出かけしたいなど)、子供やペットがいる家庭がいいか、何かその他の要望があるかなどを書く欄があるので詳しく書くことで自分に合ったホストファミリーに出会いやすくなると思います。