オーフスは夜間女性一人で歩いている人がいるほど治安は良好です。22時以降でも車の通りも多く、バスも午前1時過ぎまで運行しています。特に金曜日はFriday Barという学部ごとの「飲み屋」が校内で開かれるので、2時ごろまで人通りがあります。日中はベビーカーやペットの犬を店の外に置いて側から離れる光景を見ることも多々あり、日本同等の安全性です。
しかしトラブルはあります。知人は自転車の鍵をかけ忘れ盗難に遭いました。9月初旬には寮内の別館で強盗も発生しています。フロントのドアが開放された状態だったため、そこから中庭に入って窓から侵入されたようです。また、隣部屋の住人が朝方までゲームをする音が迷惑だと上の階に住む人から私宛に連絡が来ることもありました。
普段の生活で身の危険を感じることはありませんが、気の緩みからトラブルに巻き込まれることはあるかもしれません。
デンマーク語は挨拶など基本的な言葉は簡単で覚えることができますが、流暢に喋れるようになるには努力と月日が必要です。入寮の契約書やDBA(デンマーク版メルカリ)はデンマーク語なので理解に困ります。そこで役立つのが翻訳アプリです。翻訳したい文章をペースト、あるいはカメラを向けるだけで即座に翻訳してくれます。とても便利です。
ですが私はあまり利用しないことをお勧めします。何故なら人に頼る機会を無くしてしまうからです。入寮の契約書や商品のレーベルも全く読めませんでしたが、その場にいた人に聞くようにする。すると、話をする機械になり、仲良くなるきっかけにもなりました。その後どうなったかを気にかけてくれもします。一度翻訳アプリで大まか理解してから、一度人に聞いてみることが大事かと思います。