Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フォンティス応用科学大学
2022年 7月号 国際学部 H.N

①試験について

私は筆記の試験はBusiness Englishの1つだけでした。筆記試験といっても学校にパソコンを持っていき、自身のパソコンを使って試験を受けます。時間になったら始め、終わった人から退出していきます。試験を受けるには学生証ではなく、IDが必要になります。

Cultural Diversity Management という授業ではグループでレポートを完成させ、そのレポートについてのプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションとはいえ台本を準備した堅いものではなく、先生と話しながら理解を深め、しっかり学べているか確認するものでした。6人のグループで計1時間15分ほどでした。試験でしたが、自由に質問や発言でき新しい発見もありとても楽しかったです。

Global Marketing は先生の都合で授業はなく、グループごとに集まってレポートを完成させて提出するというシンプルなものでした。

オランダ語の授業は3人グループに分かれそれぞれオランダ語で考えた文章を読む口頭テストでした。オランダ語は難しいですが、スーパーで売られているものの表記はほとんどオランダ語でオランダでの生活に役立ちます。またオランダの文化や行事なども学ぶことができるのでおすすめです。

 

②家について

オランダ、特にアイントホーフェンでは家不足が大変問題になっています。寮は半年契約で、退寮日には出ていかなければなりません。龍谷大学からの交換留学生は普通毎年9月から2セメスターの滞在になりますが、コロナの影響で3セメスター分延期になり、私は2月から2セメスターの滞在になりました。夏休み中に滞在する場所がないかもしれないことは渡航前から伝えられており覚悟していましたが、次のセメスターが始まる頃には同じ寮に戻ってくることができると思っていました。しかし、家不足から1セメスター目と同じ寮を借りることができなくなりました。なぜならFontys が留学生のために確保している寮には限りがあり、新しく来る留学生に優先的に割り当てられるため、2セメスター目の私たちは外されてしまったからです。IBCを受講する学生のほとんどが留学生でほとんどが半年で帰ります。

Facebook やさまざまなサイトを使って部屋を借りようとしましたが、たくさんの人がアイントホーフェンで部屋を探しており、また詐欺も多く、学生は借りれなかったり、最低でも一年借りなければならなかったりとかなり難しいです。不動産会社にメールを送ったり、サイトで見つけた家に申し込んでも返信はなく、当たって砕けろと思い不動産屋に直接行きもしましたが見事に砕けました。

今までフォンティスに行かれていた先輩方のマンスリーレポートからは先輩方は同じ寮に住めているようですし、コロナの影響や私たちが2月から2セメスターというイレギュラーが原因だと思います。

もし今後Fontys に行かれる方が同じような状況になられたら、Fontysの先生に助けを求めること、またヨーロッパ内に頼れる知り合いを作っておくことをお勧めします。

私は運良くドイツに友達がおり、夏休みの間は泊めさせてもらえることになりました。このレポートを書いている7月29日現在も授業が始まる9月以降に住む場所を見つけることができていません。

今後住むところがない、という不安でいっぱいです、、、。

 

今後Fontys に留学させる方が同じような経験をしないことを心から願っています。