Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ユヴァスキュラ応用科学大学
2022年10月号 国際学部 H.M

①授業紹介

授業は基本的に1学期で6授業を履修することが推奨されています。私は英語の授業、フィンランド語の授業、そして学部専攻授業を2つ履修しています。日本との大きな違いは授業ごとに履修期間が決められていて、授業の回数、授業時間、授業の開始日時などの全てが授業によって異なります。私が履修している学部専攻授業はまだ始まっていません。なので今回はもうすでに始まっている英語の授業とフィンランド語の授業について話したいと思います。

まずフィンランドの授業は基本的に少人数制で行われます。そもそも大講義室がほとんどキャンパスにありません。授業は基本的に初めの授業で配布されたテキストに沿って行われます。このテキストから毎週宿題が出され、その答え合わせから授業が始まります。そして私が履修している英語の授業は英文法やreadingが中心の授業とシラバスには書かれていましたが、グループでのディスカッションやゲームなど様々なアクティビティがあります。これはフィンランド語の授業でも同じことが言えるので、授業内容に関わらず語学の授業ではグループワークが多く行われます。

②日本人に対して

私はヨーロッパ圏への留学ということで少なからず、アジア人差別のようなものがあるだろうと覚悟して、フィンランドへ渡航しました。しかし、差別などはまったくありません。スーパーなどで店員さんに分からないことを聞いても笑顔で教えてくれました。さらに、電車や街を歩いていると話しかけられることがよくあります。例えば、私が電車に乗っている時に隣に座っていたおばあさんの『どこ出身なの?』という質問から色々な話をしました。そして最後には、『とても楽しい時間だった。ありがとう』と言ってもらえました。留学が始まってもうすぐ3ヶ月ほどですが、フィンランドはとても優しい国だと感じました。