①この留学を振り返って
留学準備の段階でそもそも韓国に行くことができるかどうかも分からない絶賛コロナ禍で、準備しなければならないことも通常の倍以上で大変でしたが、その分留学に来れたことが当たり前じゃないということをより深く感じました。
日常会話は問題なくできるレベルになっても大学の授業や韓国人と話しながら語学力が不足しているなと一人で葛藤したりもしました。それも含めて人として成長したのではないかと感じられる10ヶ月でした。
一番大きかったのは人との出会いです。現地で出会った人たちにたくさんの面で支えてもらい、親切にしてもらい、人の温かさを感じました。その分別れるのがとても寂しく、幸せだったなと実感しました。
勉強するときは勉強して、遊ぶときは遊んで、メリハリのある充実した留学生活だったと思います。日本から出てみてこそ体験できることや学ぶことがたくさんあったので、本当にいい経験でした。
②留学経験をどう活かすか
語学に関して、留学に来た当初は友達の質問に`はい`か`いいえ`で終わらすことが多かったです。日常会話が問題なくできても、発音やイントネーションを少しでも間違えたら恥ずかしいなと思う気持ちもあり、自分から話題を振ることもあまりしませんでした。
それに比べて海外から韓国に来た外国人の学生たちは、多少間違っていても積極的に発言する子達ばかりでした。どの言語もそうですが、言語を習得するにあたって机に向かって勉強するのはもちろん必要なことですが遠回りな場合が多いです。
積極的にアウトプットすることが言語を上達させる近道でもあり、必要不可欠なことでもあると思ったので、これからも積極性を大事にしていこうと思いました。
また、留学といえば第一に語学。と私自身思っていたし思っている方も多いと思いますが、留学を通して語学以上に学ぶことがたくさんありました。
先ほども述べた積極性、自分の考えを主張し、行動する能力がどうしても必要になります。それぞれの国の文化や、現地の人達の考え方や価値観などを理解しようとすることで視野が広がったと思うので、これからもこの気持ちを忘れずに広い視野を持って生きていこうと思います。