Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

アリゾナ州立大学
2022年11月号 国際学部 N.K

〇授業紹介

授業のスライドのダウンロードや課題提出は、Canvasといって龍谷大学で使っているmanabaと同じようなシステムで行います。

 

今学期履修していた授業

・Sustainable Cities (SOS111)

講義に加えて、recitationといって小さなグループに分かれ、割り当てられた世界の各都市のsustainabilityについて調査するグループワーク形式の授業が週に1回ありました。授業のトピックに合わせて動画を投稿してグループメンバーにコメントする課題、Yellowdigといって掲示板のようなプラットフォームに意見を書き込む課題など、これまでに経験したことのない種類の課題で新鮮でした。

 

・Fashion Merchandising (MKT280)

各回のテーマに関する動画を見て、長年バイヤーをしていた教授の経験談も交えながら授業が進みます。ファッション業界を取り巻く記事を要約して感想を書く課題・教科書を読んでクイズに答えるなど、内容が基礎的なので、200番台でもついていきやすいと思います。

 

・Food, Culture, Society in Latin America (SPA194)

ラテンアメリカの歴史や社会が、食文化の形成にどのような影響を与えたのかを学びます。週に2回の授業で、予習のリーディングの量がとても多かったので苦労しました。

 

・Introduction to Agribusiness (AGB100)

I Course といって完全にオンラインのクラスです。授業名の通りagribusinessの基礎を教科書を読んで理解してケーススタディに取り組んだり、ゲストスピーカ―の話から学んだ事についてのペーパーを書いたりしました。別のI Courseの授業を履修していた友人と話していて、オンラインのクラスは対面での授業がない代わりに課題が多くなっていると感じました。

 

また、登録したい科目があっても、prerequisite(前提条件)としてintroductionなどの授業の単位を取得している必要があったり、良い成績でpassしていることが求められたりするので、Spring Semesterで受講したい科目を見越してFall Semesterの登録をすることをお勧めします。また、overrideといって教授などと交渉すれば、条件を満たしていなくても履修できる仕組みもあるようです。

 

〇余暇の過ごし方

・Thanksgiving

11月24日にサンクスギビングデーがあり、大学は前日の夕方ごろから閉まり、多くの生徒が自分の家に帰って家族との時間を過ごしていたようです。大学の一部のコンビニを除いて全ての施設が閉まっていたのでほとんど人がおらず、普段の様子からは考えられないほど静かでした。私は台湾人の友達と、ダイニングホールで開かれたサンクスギビング料理が食べられるイベントに参加しました。参加者はやはりインド人などの留学生が多かったです。ターキーにクランベリーソース、スタッフィングなどの伝統的な料理を食べることができて大満足でした。

 

・スポーツ観戦

アメリカのスポーツはシーズン制となっていて、秋はアメリカンフットボール、冬はバスケットボールやアイスホッケーの観戦をしました。観戦していて驚いたことが、応援などの観戦マナーです。バスケットボールの試合では、フリースローの際にシューターの気を散らすために仮装をした人がゴール後ろで変な動きをしたり、ホッケーではASUが点を取ると、相手チームのゴールキーパーに“Thank you” (皮肉で) “It’s all your fault”と歌って煽ったりしていました。それほど自分の大学のチームの応援に熱が入っているのだなと驚きながらも楽しみました。

チケットの購入について、生徒はStudent Passといって無料で観戦チケットを手に入れることができます。ASUのアプリからAthletics→Ticketmasterへのログイン→Claim Ticketsから観たい試合を選択できます。また、応援に使うことのできるTシャツやタオルなどのGiveawayがもらえる試合もあるので、欲しいものに合わせて観戦する試合を選んでも良いと思います。