Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フォンティス応用科学大学
2022年 11月号 国際学部 H.N

①授業紹介

今月は私が今学期受けている授業を3つ紹介します。

  • Operation Management

4ECTSの授業です。グループワークの多いIBCの授業の中では珍しく個人で、レポートはなく、成績は試験でつけられます。講義方式ですが、日本の授業との大きな違いは生徒がたくさん発言する点です。先生が質問し生徒が答えるのはもちろん、先生の説明中であっても質問や発言のために手を挙げて待っています。講義中には日本の車メーカーのTOYOTAが例に挙げられたり、JIDOKAやKANBANなどの日本語も出てきたりします。私は日本ではビジネスについては勉強してこなかったので内容は難しいですが、面白いです。

  • Public Speaking

2ECTSの授業です。6回しか授業はありません。授業の数日前に伝えられるテーマについて約2分間のスピーチを授業内でし、クラスメイトと先生からフィードバックをもらいます。テーマは自分の好きなことだったり、何かを売ることだったりです。日本語でも人前で話すことが苦手なので、かなり緊張しましたが先生もクラスメイトも優しく見守ってくれます。フィードバックからだけではなく、クラスメイトのスピーチからも学ぶことができます。おすすめの授業の一つです。

  • Data Skills

2ECTSの授業です。Pythonというプログラミング言語を学びます。グループで課題をして提出します。Pythonの中でも易しい部分をやっているようですが、Pythonが何かさえ知らなかった私にとってはかなり難しく友達に助けてもらいました。

Fontysの校舎

 

FontysのR4 4.21
IBCのほとんどの授業がこの教室で開講されます。

 

 

 

②オランダ観光、主に電車NSについて

オランダの大きさは日本の九州とほぼ同じ大きさです。オランダ国内NSという電車を使って移動できます。アイントホーフェンはオランダの南側にあり、北の方の街には片道3時間程で行くことができ、オランダ国内ならどこでも日帰り観光できるかと思います。アムステルダムやデンハーグ、ユトレヒトが栄えており観光に人気です。小さな国ですが街ごとにそれぞれ味があるのでオランダ国内の観光も面白いです。

NSにはサブスクリプションがあり、月額5ユーロで平日朝9時から16時までと、18時半から翌朝6時半までのオフピークの時間帯と、週末・祝日は、電車賃が40%割引になるものや、月額107ユーロで1ヶ月の間オフピークと週末・祝日が乗り放題のものなどがあります。サブスクをするのにユーロの銀行口座を作る必要がありますが、オランダの電車は日本に比べて高いので、かなり利用する価値があります。電車に1等車と2等車がありそれぞれ価格が違うこと、改札のない駅があること、電車に乗っているとNSの職員さんがチケットをチェックしに来ること、本数が日本に比べて少ないことや、車内にゴミ箱があること、など日本とは異なる点がたくさんあります。日本の電車の綺麗さや正確さは改めてすごいなと感じます。

 

帰国まで2ヶ月を切りました。2月初めから10ヶ月ほどオランダに滞在していますが、一瞬でした。そしてのこの2ヶ月も一瞬だと思います。11日を大切に過ごしていきたいと思います。