授業紹介
私は、今期で34ECTS履修しています。(1ECTS :龍谷大学の単位に換算するとき×2/3します)私が履修している授業は、インデペンデントワークやグループで課題を進めていくグループワークが主です。日本の授業と比較して、課題の量は比にならないくらい多く、プレゼンテーションやペアーワークがあるなど主体的な授業が多いので、正直、大変です。また、授業中、生徒が積極的に発言し先生に質問するなど、最初は、授業の雰囲気に圧倒されましたが、とても良い刺激をもらい、今では良い環境に身をおいて、勉強できていると感じます。1コマの授業時間は、授業や週によって異なりますが、だいたい2~4時間です。また、龍谷大学のように、時間割というものが存在せず、週ごとに授業日数が異なります。履修登録も授業によっては、履修したいタイミングで登録できるので、とてもフレキシブルです。フィンランドは、世界的に見ても、教育水準が高い国として知られているので、私は、教育系の授業をメンイで履修しています。現時点では、まだ授業をコンプリートしているわけではないのですが、履修している授業の中で特に面白いと感じた授業を皆さんに紹介しようと思います。
Exploring education in Finland from theoretical and practical perspectives
この授業では、フィンランドの教育について身に触れて実感するため、実際にヨエンスーにある高校に訪れ、授業見学をしました。私は、日本語と音楽の授業に参加しました。日本語の授業では、自分たちで作成したカルタを持っていき、グループに分かれてカルタ大会をしました。日本語や、日本の文化に興味を持ってくれている高校生が多く、嬉しかったです。授業終わりは、高校の先生に、質問する時間を設けてくださり、そこでは、フィンランドの教育制度について、たくさんのことを教えていただきました。高校訪問後は、パワーポイントを作成し、学んだこと、感じたことについてプレゼンテーションを行いました。フィンランドの教育機関に実際に訪れることで、生の声を聞くができ、とても貴重な経験になりました。
StockholmとHelsinki旅行
今月は、友達と個人旅行としてHelsinkiを訪れ、そのままESN TRAVELに参加しStockholmに行きました。私は、ESN( Erasmus Student Network)のアクティブメンバー(イベントの補佐を行い、また、ミーティングを通して、新しいイベントについて提案するメンバーのことです)に入会しているので、ボランティアとしてESNの旅行に参加しました。ESNがオーガナイズする旅行では、フィンランドに留学している生徒だけでなく、リトアニアやエストニアなどに留学している友達とも交流することができるので、たくさんの友達を作ることができます。
ヘルシンキを出発し、バルト海を通り約12時間の船旅を通して、ストックホルムに向かいました。ボランティアの主なタスクは、船で行われるアクティビティのサポート(私はフェイスペインティングとカラオケを担当しました)と、船でのトラブルや質問に対応することです。初めは、みんなに迷惑をかけないか不安もありましたが、わからないことは他の友達が親切にサポートしてくれました。
スウェーデンは私にとって、初めてのヨーロッパ旅行でしたが、治安や雰囲気はフィンランドと変わらず、とてもよかったです。ガムラスタンは、古い街並みでとても趣がありました。フィンランドはロシアから独立して間もない国ですが、スウェーデンは、昔ながらの国なので、王宮などからヨーロッパの歴史を感じることができました。今回の旅行では、船旅がメンイだったので、スウェーデンの滞在時間は約7時間と非常に短かったのですが、何度もスウェーデンを訪れたことのあるフィンランドの友達に案内してもらい、効率よく観光することができました。4日間という短い旅行でしたが、私にとって、一生の思い出になりました。まだ、見残したところが何か所かあるので、個人的にスウェーデンを旅行したいと考えています。
課題や授業の関係で、私は参加できないのですが、12月にもLaplandへのESN TRAVELが開催されます。ESN TRAVELはISYY に加入していると誰でも参加できます。旅行を通して、たくさんの友達と交流し、少しお得に旅行することができるので、ぜひ参加してみることをおすすめします。