Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヒューロン・ユニバーシティ・カレッジ
2022年12月号 国際学部 M.S

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

カナダは比較的安全な地域ではあり、HuronのあるLondonも日常生活を過ごしている中で危険を感じたことやトラブルに巻き込まれたことはまだありません。ただ、比較的安全といえども日本とはその基準が違うので日本と同じ感覚で過ごしていると危険な目に遭うかもしれないなということは多々感じます。例えば、キャンパス内で開催されていたイベントの中で事件に巻き込まれたということを聞いたり、ダウンタウンに行けばホームレスの方が沢山いたりして、特に夜に一人で外出するのは危険が伴います。ただ、キャンパス内にemergency callのボタンがあったり、foot patrolと言って夜遅い授業の後でもボランティアの方が家まで送ってくれたりするサービスもあるのでそういうのを十分に活用しながら十分に気をつけて過ごせば比較的安全に過ごすことができるかなと思います。

また、カナダは大麻合法の国であり、そこら中で大麻の店があったり、ダウンタウンに行けば大麻の匂いがしたりするなど、生活にとても近い位置にあります。カナダは合法でも日本人が摂取するのは法律上禁じられているので、うっかりパーティーなどでケーキやクッキーなどにも含まれていたものを食べてしまうというような可能性もあるので口にする際は十分に注意する必要があります。

また、無くしもの、落とし物はほぼ100%戻ってこないと言っても過言ではありません。一度キャンパス内のジムに水筒を忘れ、次の日にジムとstudent center に問い合わせに行きましたが、見つからず、新しいものを買うことになりました。また、教室にルーズリーフを忘れた時も同様のことが起こったので、その場を離れる時の確認は必ずしてください。

 

カルチャーショックについて

今回は、カナダに来てから感じたカルチャーショックについて書きたいと思います。まず、初めに感じたことは本当に色々な民族でバックグラウンドを持った人が沢山おり、それに対してみんなが凄く寛容であるということです。ある授業の初めに簡単な自己紹介と共にバックグラウンドについて話す機会が会った際、様々な国から来ている様々な人種の人がいるだけでなく、カナダ国内で生まれ育ったでも両親や祖先が違う国から来ている人がいたりと本当に多種多様で驚いたことがあります。日本にいれば両親が日本人で日本で生まれ育った人が圧倒的多数で逆にほとんど人と違うバックグラウンドを持った人に会うことがなく、そのような環境で育った私にとってはとても衝撃的なことでした。元々移民が多い国なので、みんなその違いを受け入れており、人種、国籍、宗教などにも寛容であるなと感じることが多いです。

また、ネガティブな面でのカルチャーショックは綺麗の基準が違うことです。道にゴミが沢山捨てられていたり、誰かが使った後のフードコートの机やカフェテリアの机が異常に汚かったりします。また、私が住んでいるところには共有キッチンがあるのですが、1週間以上食器や鍋が現れていない状態で放置されていたり、冷蔵庫の中が空の容器でいっぱいだったりと、正直日本では信じられないぐらいの汚さの時もあります。人によるとこも大きい話ですが、平均値として日本がどれだけ綺麗で日本人がどれだけ綺麗好きだったかを実感しました。私は暮らしているうちにだんだん慣れてきましたが、ショックは大きかったです。

11月中旬からたまに雪が降ります。12月後半には雪の嵐になる日もありました。Black Fridayでジャケット、スノーブーツを買うことをお勧めします!

2月の上旬にTorontoへ行った際、友人とChristmas Marketに行きました!本場のクリスマスは規模感も大きいし、凄く装飾も綺麗でワクワクする1ヶ月でした!