Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ランガラカレッジ
2022年 12月号 国際学部M・Y

①治安、危険を感じたこと、トラブルについて

 カナダ自体は日本ほどではないですが、世界の国の中で治安のいいことで有名だと思います。特に大きなトラブルに巻き込まれることはありませんでした。1度だけ、アンバーアラートと呼ばれるものが携帯に鳴ったことがありました。これは、誘拐などの一刻も早い解決を要する事件が近くで起きた時に鳴るものでした。しかしその事件もすぐに解決したようでした。バンクーバーで危険とされているHastings Streetには麻薬中毒者やホームレスがたくさんいるらしいです。私は近づかなかったので体験していませんが、後輩がHastings Streetでバスを降りてしまったとき、何者かに後をつけられたという話を聞きました。そのStreetだけでなく、ダウンタウンには何人かのホームレスや物乞いをしている人を見かけることがありました。手錠をかけられているところも見たし、お金を要求されたことも、デモを目撃することもありました。関わりたくないようであれば目を合わせないこと、声をかけられても断ることがいいと思います。さらにはカナダでは大麻が合法なので、大麻を売るお店や、大麻を吸いながら歩いている人を見かけることは多かったです。大麻に誘われることがありますが、ハッキリ断っていいです。大麻を使用している人すべてが危ない人ではなく、ほとんどの人がタバコのような娯楽感覚でしているようでした。

学校の中でも、図書館で荷物を置いたまま席を外しても盗難にあうような感じではなかったです。日本よりは治安が悪いと感じると思いますが、生活しているうえで大きな犯罪に巻き込まれるなどの可能性は低いと思いました。

 

②ストレスの対処法について

 新しい環境に慣れないうちはとてもストレスを感じると思います。眠れなかったり、肌荒れが起きたり、体調が悪くなったり・・・。原因は人それぞれだと思いますし、原因がわからないこともあると思います。私の場合は人間関係や、カナダの日照時間など環境の変化によるものが大きかったです。冬の季節は日照時間が短くなり、曇りの日も続いていたので、それで気分が落ち込んだり体にダメージがありました。ビタミンのサプリを飲むことである程度は解決できました。人間関係のストレスはなかなか解決が難しいですが、自分の居心地の悪い場所からはなるべく離れることがいいと思いました。LEAPの授業は1日4時間で、バイトもしていないので課題をする以外で自分の時間が多く取れます。一人できれいな景色を見たり、公園に行ったり、おいしいドーナツを食べたり、人とかかわらない時間を作ることも大切です。途中からは友達と「早く帰りたいね」とか言いながら登校していましたが、そういいながらも友達がいたおかげで毎日ちゃんと学校に行けました。でもつらいときはとにかく一人で休んだほうがいいです。