Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

南ミズーリ州立大学
2023年度4月号 経済学部 G.Y

①カルチャーショックについて

 私は中高時代に、派遣活動にて、海外に行っていたので、このアメリカ留学でのカルチャーショックは多くなかった。

 しかし、よくあるアメリカ文化・海外文化について3つ触れたい。

 到着し、初めてのカルチャーショックはトイレの下が開いていることである。日本のトイレは下にも仕切りがあり、安心感を抱くことが出来る。しかし、アメリカでは、誰かに見られているという不安感がある。日本と比べ、トイレも清潔でないことも多いので、出来るだけ家で使用することを薦めたい。

 次に、チップの文化だろう。アメリカ人でも、チップを支払わない人(政治的意思としてのみでなく)もいるが、大半はチップを渡す。

 私は、10%~15%ほどを支払うようにしているが、アメリカ人の中では20%が多いようだ。余りにもチップの金額が少なかったり、支払わなかったりするとお店の人が不安に感じ、どこの対応が悪かったか聞いて来たり、急に態度が悪くなったりとするケースを目の当たりにした。穏便にしたい場合はチップを15%~20%払うのがベターだろう。

 最後に、センシティブな部分にも触れたい。

大学付近では、ホームレスを見かけることは少ないが、大都市であるととても多い。アメリカでは、歩きたばこや路上での飲酒は法律上可能だが、文化として、あまり許容されていない。つまり、路上でタバコや飲酒をしている人には、気を付けるべきである。そういった人に話しかけられた際には、無視をするか手で押さえてIt’s okayなど躱すのが普通である。

 

②スポーツ観戦について

 アメリカに行ってから、野球、バスケットボール、アメリカンフットボール、サッカーと観戦に行った。アメリカ人は恐らく、日本人以上にスポーツが好きであり、どの会場でも、とても多くの人が足を運んでいた。

 スポーツ観戦での注意点を2つ、各スポーツの特徴をまとめる。

一つ目は、カバンの持ち込みである。ほとんどのスタジアムが両手サイズくらいの持ち込みしか容認されておらず、最悪の場合没収となる。二つ目は、アメリカの熱狂具合である。アトランタでNBA観戦をした際にはスタジアムの外でファンが熱狂しており、危険な場面もあった。余り関わらず、数人でスタジアムへ行き、楽しむのが良いだろう。

 野球での特徴は、スタジアムが満員になることが多くないので、自由に楽しめることである。バスケットの特徴はファンの一体感や歓声がとても大きいことである。アメリカンフットボールの特徴はスタジアムがとても広く、席によっては見にくい。更にどのスポーツよりも値段が高く、アメリカでの人気を感じられるところである。サッカーの特徴は日本やイングランドでの観戦と近いことである。サポーターは歌を歌い盛り上げる。日本の野球の観戦スタイルとも近いと言えるだろう。

 日本でもスポーツ観戦は出来るが、どれも一味違ったものであるので、スポーツに余り関心がなくとも、行く機会があれば体験してほしい。