①この留学を振り返って
約9ヶ月間のイギリス生活が終わりました。イギリス留学を振り返ってみると、本当に色々なことがあったなと感じます。留学前にビザの申請で苦労したことや一人での渡航、課題、旅行、どれも日本で普通に生活していたら経験出来なかった事ばかりです。日本に帰りたいと思ったこともありましたし、むしろ前半はほぼ毎日帰りたいと考え帰国までの日数をカウントしていたのですが、いざ終わってしまうと寂しく感じました。
私がこの留学で一番得ることが出来たのは行動力だと思います。交換留学生の選考に向けた勉強からイギリスでの生活まで、私の人生で一番自ら行動した期間でした。留学をすると主体的に行動しなければならない場面が増えるので嫌でも行動力を身に付けることが出来ると思います。語学力に関しては、自分では正直よく分かりません。もっと勉強出来たなと後悔する所もあります。ただ、今後も英語の学習を続けていきたいなという気持ちは確かです。
長いようで短い9ヶ月間は、全てが思い通りに進んだわけではありませんでしたが、間違いなく人生で一番の思い出になりました。
②留学経験をどのように活かすか
私は将来、航空業界か観光業界への就職を考えています。帰国して実際にいくつかの面接を受けたのですが、留学での経験を話す場面がすごく多いです。航空業界や観光業界は異文化理解が求められる業界だと思います。移民が多く様々な文化や慣習が混在するイギリスでの生活は異文化理解を深めるのに適した場所でした。そういった点でこの留学は私の将来の仕事に直結するものだったのではないかと思います。
また、この経験は日常生活でも生かすことが出来ると思いました。私は龍谷大学の国際学部で「世界を学び、日本を知る」をキーワードに学習しています。留学を通じて世界を学んだことで、日本のいいなと思うところ、反対に日本に足りないと思うところなど改めて日本について知ることが出来たと思います。自分が住んでいる国にも関わらず知らない事も多かったので、日本を知ることでより日本を好きになる事が出来て良かったです。
最後になりましたが、ここまで私のマンスリーレポートをお読みいただきありがとうございました。少しでも参考にしていただけたら幸いです。そして、留学という機会をくださりサポートしてくださった龍谷大学のグローバル教育推進センターの皆さん、ありがとうございました。