①授業紹介
私が受講している授業は一枚目の写真通りです。合計5つの授業を受講しています。全て韓国語で行われる授業です。カトリック大学の授業は1コマ50分で開講されます。また、韓国の他大学はどうか分かりませんが、カトリック大学は龍谷大学のように決められた昼食時間がありません。そのため、空きコマの時間に昼食を食べるという形になります。それも韓国の大学の特徴の1つだと思われます。
私は、カトリック大学では日語日本文化学科を専攻していますが、授業は国語国文学科の授業を多く受講しています。交換留学生は開講されるほとんどの授業を受講できるので、先行する学科はそこまで重要ではないと思います。
では、受講している授業を1つずつ紹介したいと思います。1つ目は月7,水6・7時間目にある「韓国語史」です。名前の通り、韓国語やハングルの歴史について学びます。2つ目は月8、金5・6時間目にある「日本の社会と文化」という授業です。この授業は日語日本文化学科の授業なので、日本に興味のある学生がほとんどです。このような授業を受講すると友達ができやすいと思います。3つ目は火7・8・9時間目の「韓国語の理解」という授業です。この授業は韓国人学生と外国人学生、半々で構成されていて、韓国の昔の詩や神話、昔話を題材に、韓国語の理解を深めます。4つ目は木7・8・9時間目の「日韓翻訳の理論と実際」です。日本語を韓国語に翻訳する練習をする授業です。この授業を受講してみて感じたことは、翻訳という作業は一般人ができる作業ではないということです。いくら韓国語が上手でも翻訳するとなれば話は別。センスがないとできない作業だと感じました。5つ目は「韓国語と外国語」という授業です。この授業では韓国語と外国語(主に日本語、英語、中国語)の文法や語彙などを比較して、韓国語に対する理解を深める授業です。
5つもの授業をとっていて、考査期間など、少し大変だと感じますがせっかくの留学なので学べることはたくさん学びたいと思い、5つの授業を受講しています。
②学園祭
5月24日と25日に学園祭がありました。24日は部活やサークルの舞台発表があり、25日は韓国の歌手が学校に来て、パフォーマンスをしてくれました。カトリック大学には、GUMMY、Zion.T、GRAYが来てくれました。韓国では人気があるらしく、早い時間から舞台の前で場所取りをしている学生が多く見られました。舞台発表以外にも様々な屋台ブースがありました。昼間は屋台トラックと学生が出す屋台ブースがあり、夕方6時からは運動場で各学科がその学科にちなんだ食べ物を料理して提供してくれます。日語日本文化学科ではたこ焼きや焼きそばなどが売られていました。韓国の文化祭ではお酒も提供してくれるので、学生たちはお酒を飲みながら舞台発表を楽しんでいました。
やはり、1日目より2日目の方が人は多かったです。他大学の学生も来ることができるので、歌手を見に多くの学生が来たのだと思われます。また、2日目には花火が上がり、とてもきれいでした。学園祭自体は2日とも深夜0時に終わりますが、2日目の学園祭の後は友達と居酒屋に行くのが恒例なのか、寮の門限も深夜1時から2時に伸びていました。
9月にも学園祭があるようですが、今回の学園祭よりは少しスケールが小さい学園祭のようです。部活動やサークルの舞台発表が主で今回よりも早い時間に終わる聞きましたが、私にとっては違う国の学園祭で、日本とはまた違った文化を楽しめるので期待しています。