「ビザについて」
アメリカに留学する際にはアメリカビザが必要になります。ビザ取得の大まかな流れは ①申請書類を揃える、②申請書(DS-160)の作成、③面接の予約、④面接、⑤学生ビザ取得 という流れになっています。私の場合はビザ取得に一ヶ月ほどかかりましたので、出国日の2ヶ月以上前に取得することをお勧めします。私はビザを取得する際に少し苦労したため、私が悩んだ点や気をつけるべき点などをお伝えしていきます。
申請書類はアメリカ大使館のホームページに掲載されているため、パスポートや証明写真のデータなど必要なものを確認し、早めに準備しておくことでスムーズに申請を始めることができます。しかし、申請書類の一つであるI-20は南ミズーリ州立大学からメールで送られてくるため、そのメールが届くまでビザの申請はできません。私の場合は4月14日に届きました。南ミズーリ州立大学側から定期的にメールが送られてくるため、見逃さないように毎日確認するようにしましょう。私は迷惑メールに大学からのメールが届いていたため確認が遅れてしまいました。そのため、迷惑メールもこまめにチェックした方がいいです。
DS-160には証明写真のデータが必要になるのですが、その証明写真のサイズはあまり使われていないものとなっています。そのため、データで証明写真を取得でき、アプリでサイズや背景の色を変更できるKi-Re-iという証明写真ボックスを利用することをお勧めします。記入した内容は保存することができるため、大学やバイトで忙しくてもコツコツと進めていくことをお勧めします。アメリカ大使館のホームページに作成に関する動画があるため、そちらを参考にしてください。
面接の予約は平日のみで、私の場合は予約可能な時間が授業と被っており、授業を休まざるを得ませんでした。私のような状況になってしまった場合は、面接の予約をする前に希望の面接日時と被ってしまっている授業の先生に小テストなどの成績に大きく関わるものがその日にないかを確認するようにしましょう。また、出席が1日分なくなるため、出席日数にも気をつけて過ごしてください。
面接にはDS-160が必要になりますが、記入ミスがあった場合、ビザの申請が却下されてしまう可能性が高まってしまいます。そのため、面接前に記入ミスがないかDS-160の内容をしっかりと確認する必要があります。変更は面接の二営業日前までなら可能であるため、何度も確認して記入ミスがないように徹底しましょう。私は面接の三日前に最終チェックを行ったところ、誕生日を間違えていました。間違う可能性が低いものでも気をつけるようにした方がいいです。
ここまでビザを取得する際の注意点をいくつか述べてきました。これらの注意点を読み不安に思う方もいるかと思いますが、早めのうちからビザの申請に取り掛かれば焦ることなく取得できます。交換留学の準備をする中でビザを含め、多くのことで悩むと思います。その時は溜め込まずに留学サポートデスクの方に質問しに行ってください。私も質問に答えることができるので、必要であればサポートデスクで私のメールアドレスを聞いてください。
「オリエンテーション・授業選択について」
オリエンテーションは8月13日から8月17日の 4日間行われました。このオリエンテーションでは予防接種の確認や生徒証の登録、キャンパス探検、重要な連絡事項の説明などが行われました。現地の方が丁寧に教えてくださったため他のインターナショナル生と楽しみながらオリエンテーションを終えることができました。重要な連絡事項は授業料の支払いや現地での保険、現地で使用する大学用のアプリの使用方法などについてです。授業料の支払い期限を聞いていなかった私の友人は支払いが遅れてしまい、延滞料金を払っていたため、皆さんは気をつけましょう。他にも生活に必要なものを買うために現地の方がショッピングに連れて行ってくれたり、SIMカードを買うために携帯会社に連れて行って一緒に契約してくれたりしました。オリエンテーションは他の国や現地の方とたくさん交流ができ、仲良くなる絶好の機会なのでたくさん話しかけて、たくさん友達を作るといいと思います。
次に授業の選択についてです。事前に取りたい授業をあらかじめ決めておき、その授業が自分に合っているかをアドバイザーと相談して決めていきます。アドバイザーの方は難易度が優しい授業を知っているため、自分が決めたものにとらわれずに決めていくことをお勧めします。授業が難しすぎたり、学びたいことと異なっていたりなどの理由から授業を辞退し、他の授業に変更できる期間が二週間ほど設けられているため、焦らず自分に合った授業を決めることができます。私の場合、最初に選んだ授業の教授の英語が全く理解できなかったため、他の授業に変更しました。しかし、授業は先着順で決まっていくため、決定が遅すぎると希望の授業を取ることができない可能性もあるので気をつけてください。Introduction と書いてある授業は入門から学ぶことができるので、新しい科目を学びたい方にはオススメです。