カルチャーショックについて

日本のお隣の国である韓国では他の国々と比べて、比較的文化が似通っている国であると言えます。例えば味噌汁やお餅、小豆など日本と共通の食材や料理が多いことから、食文化の面で苦労することはほとんどないと言えます。しかし文化が似通っているとはいえ、やはり日本と違うなと感じることは多いです。今回は私が韓国で感じたカルチャーショックについてお話しします。

まず１つ目に、実力主義であるという点です。よく日本では、韓国が美容技術が発達していることから外見至上主義的なイメージを持っている人が多いと思います。しかし実際に韓国に留学に来て韓国人の友人や大学の教授、先輩などと関わる中で、外見よりも圧倒的に実力を重要視しているように感じています。学歴やTOEICの点数、ボランティア活動、プロジェクト、将来のビジョンなど、どれだけ勉強ができてどれだけ優秀なのか、人間性はどうなのかなど、厳しい基準で人を判断するような印象が強いです。友人と話している時に、韓国語ができても何もすごくないよ、他に何ができるの？と当たり前のように言われた時は少しカルチャーショックを受けました。逆に日本は外見や表面的なものだけで人を判断する傾向が強いのかなとも感じ、個人的には日本と韓国の中間くらいがちょうどいい判断基準だと思っています＾＾

２つ目は、店員さんの方が立場が上であるという点です。日本では、お客様を神様のようにもてなすことが良しとされている場合が多く、客側が店員にクレームを言い土下座させるといった社会問題も発生していました。韓国では主に飲食店で店員の立場が上であることが多々あります。お店のレビューを見ていても今日は店員さんが疲れていて帰らされたという書き込みも少なくありません。私も年配の店員さんが不機嫌でお客さんの怒っている姿をよく目にしました。店員さんのいうことが絶対なのでお客さんはみんな怒らずにいうことを聞いているのですが、これもやはり大きなカルチャーショックでした。そして韓国の学生はよく日本に留学したらアルバイトしたいと言ってくれるのですが、私は飲食店なでは言葉遣いに厳しいお客さんが多く小さなことでクレームが入ったり、業務の教育期間が長かったりと、日本でのアルバイトは簡単ではないなと思っていました。しかし店員の立場が日本よりも高い韓国ではアルバイトをするにあたってもかなりハードルが低いということを知り、韓国が少しうらやましいなと感じました。

公募展（学内プレゼン）を終えて

11月30日、本日ちょうど公募展のプレゼン発表を終え全１２チームの中で２位を獲得することができました！！

公募展とはほとんどの大学で実施されているプレゼン大会で、龍谷大学で行われているGCCPのようなイベントのことを指します。今回参加したのは私が所属しているグローバルビジネス学科が行なっている企業分析公募展でした。経緯としては後期から新しく所属することになった学科サークルで出会った友人に公募展に挑戦したい旨を伝え私を含めた三人でチームとなりエントリーしました。主題はグローバル展開をしている企業を１つ選定し企業分析を行うことでした。私たちはケースティファイという香港に本社を置く企業を選定し企画書を作成しました。４Pや３Cなどのマーケティング分析をした経験がほとんどなかったので何から始めていいのか右も左もわからず、2人のメンバーに何度も修正をしてもらいなんとか完成させることができました。こんなにも何の役にも立てないのかと、とても悔しく、自分自身の実力不足、努力不足を実感することになりました。その後、企画書を評価し１２チームの中から上位３チームが発表することになっており、上位３チームに選ばれた私たちはプレゼンテーションの準備を始めました。足を引っ張ってしまうと思い発表は2人にお願いしようと思っていたのですが、メンバーの2人はぜひやってほしいと言ってくれ、発表の練習を精一杯行いました。ここでも実力不足を感じたのが、普段使い慣れていない難しい単語や言い回しがあまりにも難しく、他の韓国人学生のように流暢に進行できないという点でした。チームのメンバーは、発音や言葉遣いは気にせず、大きな声で自信を持って話せばそれで十分だよと励ましてくれとても緊張しましたが無事発表を終えることができました。

この経験から、企業分析の大変さと、PPT資料作成と発表の難しさ、チームで協力することの大切さを学びました。１位を取ることができず悔しい気持ちは残っていますが、貴重な体験ができたのでこれをバネに今後ははより良い発表ができるように努力したいと思います。また、賞金も１人１５０００ウォンも頂いたので美味しいご飯を食べに行こうと思います！