この留学を振り返って
このマンスリーレポートを執筆している今(帰国から一週間)、この交換留学を振り返ってみると本当に留学に行って良かったな、楽しかったな、また友達に会いたいな、などなどのポジティブな思いしかありません。
語学面に関してですが、私は韓国に来るまでに韓国語の授業を受けたり、韓国語で誰かと会話したり、そもそも韓国語を口に出して読んだことすらありませんでした。韓国に住み始めて間もないころは韓国語を話すことが怖かったです。しかし、今思うと韓国語を話すことに対しての恐怖も1学期の終わりごろには無くなっていたような気がします。理由としては必然的なもので、毎日午前中に語学堂で、韓国語で韓国語を学び、午後には大学で韓国語で授業を聞き、大学校内を歩いていたり、食堂でごはんを食べていたり、バスにのったり…なにをするにも韓国語しか聞こえてこないのです。日本語を話せない韓国人の友人といるときも韓国語を話すしかコミュニケーションをとる術はないのです。そんな生活を毎日していたらいつの間に韓国語を話すことに対しての恐怖心もなくなり、いつの間にか韓国語も上達していました。とか言っておいて私はめちゃくちゃ韓国語が上手なわけではありません。なんなら日本人の交換留学生の中で一番下手くそだったと思います。韓国語を話すことの恐怖心は拭えても、韓国語を話すことの苦手意識は最後まで克服することができませんでした。それだけが後悔です。しかし振り返ってみると本当に楽しい留学生活でした。
留学経験をどのように活かすか
まず、就職する際に活かすことができればいいなと思っています。もうすぐ4年生になるにも関わらず、まだ就職活動をしていないのですが、必ずこの交換留学で培ったことを活かして職に就きたいと思っています。
韓国語を勉強することの楽しさを知りました。勉強した韓国語を用いて韓国人と、またほかの国から来た交換留学生と韓国語でコミュニケーションをとりその国の文化を知ることの楽しさを知りました。私が経験した「楽しさ」をほかの人にも共有出来たらいいなと思っています。留学を考えている人、留学をしている中で困っている人を少しでも助けられるような職に就きたいです。
-最後に-
私が約10か月間、異国の地である韓国で頑張ることができたのは毎日いっしょにいてくれた龍谷大学のM.Kさん、日本の他の大学から来た数少ない日本人の交換留学生、韓国で仲良くしてくれた韓国人の友人たち、それから龍谷大学のグローバル教育推進センターの職員の方々、京畿大学の国際交流チームの職員の方々のおかげです。本当にありがとうございました。この10か月間で自分がどれだけたくさんの人に支えてもらいながら生きているかということも改めて気づく機会になりました。
留学は単なる旅行ではありません。実際にその国に住んでみてわかることがたくさんあるし、日本を離れたからこそわかることがたくさんあります。もし留学をしてみたいけど悩んでいる学生がいるならば私は交換留学にいくことを勧めたいです。交換留学ほど良い制度はないと思います。語学面だけでなく、人として成長することができるチャンスだと思います。
▶︎日本人の交換留学生と日本人チームのバディ2人
▶︎グローバルK 19期と交換留学生の集合写真
▶︎帰国の日、仁川空港まで見送りに来てくれた友達たち