Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

フレーザーバレー大学
2023年11月号 国際学部 S.H

①授業紹介

Fall semesterでは、4つの科目を選択しています。現地の学生や、internationalの生徒は基本的にmajor subjectsがあるのですが、交換留学生である私はどの専攻にも属していないため、好きな授業を選ぶことが出来ました。しかし、授業によっては前提条件を課しているものもあるため、選択の際は注意してください。

基本的にどの授業も20~30人で構成されていて、龍谷大学の大講義のような形はないと思います。私は現在、CMNS180,CMNS125,ANTH102,CYC101の4授業を履修しています。全体的に基礎の勉強なので、広く浅い内容が主です。communicationの授業は、自分の興味のある分野のため一番楽しんでいます。5人のグループで行うチームタスクが定期的にあり、zoomで協力して課題をすることもあります。125の授業はvisual communicationを題材に、カメラの技術を勉強しています。一人一台の一眼カメラが支給され、チラシのデザインをしたり、final assignmentではインタビュー動画を作成しました。慣れないソフトを使う編集など、かなり苦戦する事も多かったですが、日本では受ける事のない授業で楽しいです。Child and Youth Careは、将来的にその職種に就きたいと考えている生徒が多く、専門的な勉強だったため、少し苦戦しました。Anthropologyは、最も時間と労力をかけました。しかし、教授は常に相談に乗ってくれ、更に日本で住んだ経験もある方で何度も助けられました。

どの授業も課題はかなり大変です。これは授業、大学に関係なく、日本の気持ちのままいくと絶望します。私は空いている時間は机にへばりつくようにして勉強しないと終わらないくらいでした。Readingは30ページくらいが毎週あるのは基本で、そのうえで課題があります。周りもみんなそんな感じなので、友達と一緒に勉強するなどして、乗り越えましょう。

 

②休暇・旅行について

カナダでは、1semesterに1回reading breakと呼ばれる休みがあります。だいたい1週間程度で、この期間をみんな待ち望んでいます。この休みで旅行を計画する人もいますが、個人的にはあまりお勧めしません。なぜなら、GWのように一斉に休みになるため、どこも割増で高いです。航空券を始め、宿泊代も高いので、せっかく平日でも出かけらる大学生なので、避けるべきだと思います。その変わりに、AbbotsfordはVancouverまで1時間半くらいで行けるので、この期間に遊びに行くのもいいと思います。バスと電車のみで都市部に出れるので、カナダの中ではかなりアクセスが良い場所だと思います。

私は大きな旅行として、友達とトロントに行きました。バンクーバーと並ぶもう一つの都市で、東側に位置しています。飛行機で約4時間半ほどです。バンクーバーは観光地であるとすれば、トロントはビルなどが多く仕事場のような印象を受けました。私の主な目的は、クリスマスマーケットと、ナイアガラフォールズに行く事でした。どちらも一生に一度の思い出になりました。カナダの中では、最もトロントから遠い場所が私の大学なので、他の大学に交換留学しても旅行先としてオススメです。

また聞いた話によると、カナダとフランスは情勢的に距離が近く、他のヨーロッパに比べて航空券がかなり安く買えます。日本から行くのとは倍以上差があるので、カナダに留学したらフランスも旅行先として選択肢に入れられると思います。