こんにちは。年も明け天気が悪い日も減って、だんだんと日が長くなってきました。そんな今月は、イギリスの治安と、飲み物について書いていきたいと思います。
治安について
イギリスで過ごし始めて4ヶ月ほど経ちましたが、治安は思っていたより悪くないと感じています。着いてすぐの頃は、友達がインスタントカメラを盗まれたと言っていたので、お出かけするときとかは気をつけていました。ですが、その後トラブルに巻き込まれたり、それを見たり、聞いたりしたことは一回もないです。今は、必要以上には怖がらないで、ほどよく気にしながら過ごしています。怖がりすぎて、親切にしてくれてる人に失礼なことをしてしまうこともありますし、反対に、気が緩みすぎてトラブルに遭うことも、日本と同じようにあり得るので、バランスが大事なのだと思います。
気にしすぎるのも良くないなと感じたのは、お出かけした帰りにタクシーに乗った時の出来事です。その日は、荷物が多かったので、友達が最寄りの駅から寮まで行くのに、ウーバーを呼んでくれていました。ですが、色々あってウーバーがキャンセルになったので、もう一度、別のウーバーを呼ぼうとしました。すると、急におじさんが声をかけてきました。乗るタクシーが無いならこの値段で連れてってあげる、とのことでした。「寒いし、早くいこうぜ」、「俺は、ここの社員証を持ってるから、大丈夫だよ」と畳み掛けてきました。絶対に、ぼったくられると思ったので、最初は無視する勢いで断っていました。ですが、白い息がずっと出ているくらい寒いなか、大荷物で新たなウーバーを待つのも面倒だったので、ぼったくられる覚悟で乗ることにしました。もちろん、何者なのかと値段を、何度も聞いてからです。結局、言っていたとおりの値段で無事に寮まで送り届けてくれました。車内では楽しくおしゃべりできましたが、私は断ろうとしていた手前、終始気まずかったです。
この時はラッキーだったのかもしれないので、気をつけてはいます。スリ対策や、治安の悪い地域を知っておいたり、嫌な感じがするところは避けたりすることはもちろんですが、なめられないように自然に過ごすことが一番大事だと思います。一度、友達とご飯を食べに行ったとき、席が空いているのに変な理由で追い返されることがありました。その友達が席が空いているか確認してくれたのですが、当時英語に悩んでいたらしく自信なさげに話していました。友達が言葉に詰まった時に、面倒くさそうな表情とともに断ってきました。そういうちょっとしたことで、嫌なことをしてくる人はたまにいるということに気付けたので、良い経験でした。それ以来、より一層、気を強く持って自然に過ごすようにしています。
イギリスの飲み物について
4ヶ月も過ごしていると、周りの人がなにを飲んでいるのか、なにが人気なのかわかってくるようになってきました。アフターヌーンティー文化のある国の飲み物事情を紹介したいと思います。
まず、お水は日本とは違って、硬水です。髪の毛パサパサになる問題以外、飲んだり料理に使ったりするのに気になることはなかったです。水道水も飲めるみたいですが、スーパーにエビアンなど見慣れたものも並んでいますし、たまにボルヴィックも見かけるので、水道水が嫌な人や軟水が良い人も、お水に関して気にする必要はないと思います。
ジュースは、コーラとエナジードリンク以外、日本で見かけたことのないものが多く、見ていて新鮮です。ほとんどのスーパーには、ミールディールと呼ばれる、メイン、お菓子、ドリンクのセットを好きに選んで買うスタイルがあって、それをお昼ごはんにしている人が多いです。それでジュースを買って今飲んでいるんだろうなという人を、昼からの授業でよく見かけます。
お酒は、知らないものばかりで困りました。とりあえず、誰かにオススメを聞いていくしかないです。それで仲良くなった人もいるので、パブ文化には感謝しています。カクテルは聞いたことある名前のものが多くありますが、ハイボールやチューハイなどの割って飲む系は、何の何割りなのか言わないといけないです。贔屓にしているパブだけかも知れないですが、飲んでる人を多くは見かけないです。反対に、ビールを飲んでいる人がほとんどで、日本では見かけないブランドのものがいっぱいあります。有名なブランドのものから、ロンドンのクラフトビールまで、品揃えが居酒屋より多いと思います。たまに、アサヒがあるパブがあって、そこではアサヒを飲んでる人が多い印象です。味はもちろんのこと、発音も一番上手くできるので、見つけた時は少しだけ気分が上がります。気をつけないといけないのが、量です。何も言わないと基本、1パイントのグラスで出てきます。中瓶より少し多いくらいだと思います。ハーフパイントでももらえたりするので、気にしておけば大丈夫だと思います。