Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

タリン大学
2024年3月号 国際学部 R.N

 

①留学中の就職活動

私は、4年生の後期から5年生の前期までの期間で交換留学をしています。就職活動を特にする予定もなかったので、留学と就職活動の時期が重なることは特に気にしていませんでした。しかし、留学中は日本にいた時よりも自由な時間が多く、また現地で出会った友人と話すことで自分が将来やりたいことが明確になり、結局就職活動を始めることにしました。急に就職活動を始めたせいで後悔したことは、ジャケットを持ってこなかったことです。面接だけでなく証明写真の撮影にもジャケットが必要になるので、仕方なく購入しました。無駄な出費になってしまったので、就職活動の予定がある人もない人も就職活動用のジャケット一枚は持ってきた方が良いです。また、時差によって会社説明会を早朝や深夜に受けなければならないこともあります。会社説明会ならばまだ良いのですが、面接となると一人で静かに使える部屋も用意しないといけない為苦労します。全ての面接をオンラインで行う企業や、留学中の学生にはオンライン面接で対応している企業が多くあるので、面接を受ける事自体は心配しなくて大丈夫です。ですが、適性検査は指定された会場での受験が必須という企業もあるので、企業ごとの確認は必要です。もし就職活動で行き詰ってしまった時は、龍谷大学のキャリアセンターを利用することをお勧めします。オンラインで面談を受けることができ、ESの添削や面接に関するアドバイスをもらえます。

 

②ストックホルム旅行

3月の末に中間休みがあり、3泊4日でスウェーデンのストックホルムへ旅行に行きました。スカンディナビア諸国で訪れていなかったのはスウェーデンだけだったので、とても楽しみにしていました。1日目はまず国立科学博物館を訪れました。好きな映画のキャラクターの等身大模型を見たかったのですが、残念ながらその展示のエリアは改装中で観ることが出来ませんでした。しかし、他の展示も興味深い物ばかりで楽しかったです。特にゲームに関する展示が面白く、ゲームシステムや画質の変化、モーションキャプチャーの作り方などを実際に体験して学べました。2日目はストックホルムの島々を歩いて散策しました。ストックホルムは小さな島々からなる都市で、北欧のヴェネツィアとも例えられます。海が近いだけでなく街中に水路も通っており、他の都市では感じられない雰囲気のある美しい都市です。北欧と聞くと思い浮かぶようなカラフルな建物が並ぶ港街を歩くのは、とても気持ちが良かったです。ストックホルムはフェリーも公共交通機関の一部なので、それで市内を移動するのも楽しいと思います。3日目はドロットニングホルム宮殿に行きました。少し中心部からそれているので、静かに観光が出来て良かったです。その後は旧市街を散策し、ヴィンテージショップを見て回りました。留学中に訪れた他の国の旧市街に比べて、ヴィンテージショップが多い印象を受けました。1970年代のスウェーデン海軍士官のコートと、白地に花柄の夏用ワンピースを購入しました。ワンピースは絶対にエストニアでは出番がないので、帰国してから着るのを楽しみにしようと思います。

国立科学博物館のゲームに関する展示の一部のアーケードゲーム。

ストックホルムの街中。あいにくの曇りだったが、建物がカラフルなのでどんよりした気分にはならなかった。

ドロットニングホルム宮殿の図書室。どの部屋も豪華で美しかったが、図書室が中でも私のお気に入りだった。