Dobrý den!!!!
皆さん、こんにちは。小鳥が毎朝鳴き、暖かい日の光が早朝の少し肌寒い気温を心地よい温度にしてくれます。空気は澄み、昼には眩いほどの日光を浴びることの出来る毎日、ようやく、チェコに春が訪れました。近くの公園や山では桜が咲き、緑と桜色の二色で賑わっております。チェコでも多くの人が桜を楽しんでおり、私の大学の「コネクト」という団体では”Hanami”といったイベントも開催されて、多くのチェコの人たちが春を楽しんでいます。そこで今回は花見にまつわる「現地の学生、友人について」と「おすすめのビールについて」の2つをテーマにお話をしていきたいと思います。
「現地の学生、友人について」
私は留学の準備をしている段階でとても不安に思うことがありました。それは現地の学生と友好関係についてでした。日本ではお互いに同じ言語を話して、友人や同級生の輪を広げていくことができますが、海外(特にヨーロッパ)では英語だけでなく多くの異なる言語が話されており、そういった環境でも友好関係や現地の人と関係性を築いていけるのかとても不安でした。しかし、実際にチェコに来てみると言語だけではなく、身振り手振りや雰囲気など相手に自分の気持ちを伝える方法はたくさんあるとコミュニケーションを通じて知ることができました。例えば、フランスや台湾から来たルームメイトは自分と同じように英語が得意ではありませんでしたが、毎日会話を欠かさずすることで仲良くなることができました。みんなが綺麗な英語を話すわけではないのでわからなければきちんともう一度聞き直し、理解することがとても大事だと思います。また、コネクトという日本語学科の学生たちが運営する集まりに参加することでチェコ人の友人と仲良くなることができました。そういった集まりなどに興味がなくても、ほんの試しとして参加してみることで繋がりを見つけることができると思います。今ではチェコ人だけでなく、他のヨーロッパの国の人やアジア、アフリカなど世界のあらゆる国から来た人と友好関係を築き上げていくことができました。また、マサリク大学ではオリエンテーションウィークにパーティーがあり、そこで多くの人と話す機会があるので大学で一人ぼっちになることはないと思います。加えて、日本人の留学生も多くいるので困ったら頼ることをおすすめします。たとえ留学中でも現地にいる日本人と関係を築いていれば、その人たちの友達とも友達になることができるため友好関係を広げるためにも、関係性を絞ることはお勧めしません。きっと現地で出会った一人一人との思い出は私たちにとって有意義なものになると私は思います。
「おすすめのビールについて」
ここチェコ共和国はビールの生産地として隣国ドイツと並んで有名な国です。また、他国を凌ぐほど安価に購入することができ、平均して約50コルナ(日本円で350円ほど)で0.5リットルのビールをお店で楽しむことができます。特に有名な銘柄は「ピルスナー」という会社で日本のコンビニエンスストアでも見かけるビールです。この会社は現在日本のアサヒビールが買収したことで傘下にあるため、日本でも飲むことができます。チェコにしかないビールとしてお勧めしたいのが「コゼル」という会社でビールが苦手な方でも飲みやすいものとなっています。また、少しクセが強く、好き嫌いが分かれますが、私が住むブルノという街の地ビールである「スタロブルノ」もお勧めしたいと思います。また、住んでいる寮の近くにはこのスタロブルノの生産工場があり、工場見学や本社が運営するパブなども楽しむことができるので近くに来た際は訪れてみてください。他にも日本の酎ハイのようなもので、ジュースでビールを割ったお酒やノンアルのビールなどもあり、ビールの味が苦手な方にも楽しむことができるものもあります。チェコではこれらのビール以外にもたくさんのチェコにしかないビールがあり、お店(パブなど)以外でもスーパーなどで安価(25コルナほど)に購入できるので飲み過ぎはいけませんが試してみてください。チェコの伝統料理にも非常に合うため、日々の暮らしを少し贅沢してみてください。
今回は「現地の学生、友人」と「おすすめのビール」の二点についてお話ししていきました。新しい学期を迎え、友人関係も変わりますがこれからも話そうと努力することを続けていきたいと思います。言語の壁といった困難を体験できるのも留学している間だけですので少しでも不安や挫折を感じたら、今だけしかできない体験を楽しもうと思ってみてください。
最後に関連した写真をいくつか挙げておきますのでお楽しみください。