Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リネウス大学
2024年2月号 国際学部 H.S

授業紹介その2
1セメスターで30 ECTS分の授業を履修する必要がありますが、今回は後期に取った7.5ECTSのSwedish Culture, leisure and sportsという授業について紹介します。
この授業は、アクティビティと講義の2部で構成されています。このアクティビティというのは主にアイススケートやBandy、火起こし、ハイキング、フロアボール、オリエンテーリングなどのスウェーデンでの国民的スポーツや、スウェーデンでの自然との関わりについて学びました。特に印象的だったのは、Bandyとオリエンテーリングでした。

Bandyは、アイスリンクで、スティックを使い、ボールをゴールに入れるスポーツで、アイスホッケーととても似ています。アイスリンクで滑ることすら慣れていない状態で、ボールを操作するのはとても難しかったです。カナダの友達や、スケートに幼いころから馴染みのある友達はとても上手で、国民的スポーツの違いを感じました。

オリエンテーリングは、学校の近くの森林公園で、その公園の地形の書かれた地図とコンパスを使って、地図に記されたいくつかのチェックポイントを目指すとスポーツです。どのようなルートで進んでいくのが1番効率的かペアの子と話し合いながら、拓かれた道だけでなく、時には森と森の間の道も進んでいきました。

どのアクティビティも私にとっては初めての体験でしたが、活動を通して、スウェーデンの国民的スポーツや文化を知ることができ、履修して本当によかったなと思いました。この科目は単位変換を希望する方にとって、変換対象外の科目かもしれません。しかし、この科目を取っていなければ、日常生活では体験できないことばかりです!もし余裕があるのであれば履修することをおすすめします!

自由テーマ
体調管理

スウェーデンでは、冬にかけて日照時間が短くなり、またvaxjoは特に雨の多い地域であるため、太陽に当たることの重要さをとても感じた1ヶ月でした。日照時間が短いと、太陽の光を浴びる時間も短くなり、セロトニンが減ってうつになりやすくなります。私も、やる気が上がらなかったり、気分が落ち込みを感じ、晴れている日はできるだけ外に散歩に行ったり、ビタミンのサプリを飲むなど、うつにならないように対策をしました。それでも、ちょうど同じ時期に寮のフロアで風邪が流行り、熱がでました。スウェーデンでは、日本のように気軽に病院にいける訳ではないので、日本から持ってきた薬を飲んで回復するまで寝ていました。すると、日照時間が短いので日が出ている時間が短く、時計を見ないと、夜中なのか夕方なのか分からず、体内時計が狂いました。また、人とも話せないという孤独感がとてもしんどかったです。ここで前回のトピックであった日本から持って来ればよかったものに追加するならば、風邪をひいた時に食べるものです。具体的にはゼリーやインスタントのおかゆなどの簡単に食べれる体に優しいものです。インスタントラーメンなどは持ってこよう!と思いつくと思いますが、風邪をひいた時に簡単に作って食べれるものこそスウェーデンでは売っていません。なので、ぜひ検討してみてください!逆にビタミンのサプリに関してはスウェーデン人でさえ、飲んでいるみたいなのでスーパーにたくさん売っています!