Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

パーダーボルン大学
2024年 6月号 国際学部  R.S

 ①カルチャーショックについて
 
 
 カルチャーショックというほどではありませんが、ドイツに来て驚いたことがいくつかありました。 店の営業時間 ドイツでは多くのお店が日曜日に休業し、平日でも早い時間に閉まることが多いです。 例えば、パーダーボルンだと18時位になるとバー以外のレストランが殆ど閉まります。 特に日本の24時間営業や長時間営業に慣れていると、不便に感じることがあります。 また、人によっては全く笑顔がなかったり客の扱いが雑だったりします。「お客様は神様」という考え方は無いため、過剰なサービスが無いだけだと思います。 電車 遅延やキャンセル、ホーム変更などが頻繁に起きます。遠出したい際は昼頃の電車ではなく朝早く出発することをオススメします。 また、車両のドアがどこに到着するか分からず勘を頼りにするしかありません。ドアが自分の目の前に到着したら、他の乗客たちが我先にと順番を抜かしてくるので、押しに負けないよう頑張ることがポイントです。 ゴミ箱 町中どこにでもあります。分別が必要で、紙ゴミは青、リサイクルは黄、家庭ゴミは黒、有機物ゴミは緑の蓋とゴミ箱の色で判断が出来ます。他のヨーロッパでも同じらしく、友達から小学生の頃にゴミ箱の色を習わなかったのかと驚かれました。 祝祭日や週末 クリスマスやイースターといった宗教的な祝祭日が重要な行事とされています。これらの期間には多くの店や施設が休業し、特にクリスマスは家族で過ごす重要な時間とされています。 週末も同じで特に金曜日と日曜日は家族の時間らしく、遠方の家族に毎週逢いに行っている学生もいました。
 
 
 
 ②気候について 
 
 
特にドイツの冬は要注意です。気候変動の影響か12月〜6月まですごく寒かったです。もうすぐ7月ですが夏とは思えないくらいに朝晩は寒く、雨が急に降っては晴れたりと天候も荒れていて現地の学生はいつもはもっと暖かくて天気も安定しているのにと不安を漏らしていました。 真冬になると日照時間が8時間〜7時間半と非常に短くなり一日中薄暗く、多くの留学生たちが病んでしまいました。私もその1人でベットから降りることや、歩いて10〜15分のショッピングセンターへ行くこともしんどかったのを覚えています。ふわふわのブランケットを2枚重ねて寝ていても、寒くて寝れない/起きれないという日々を過ごしていました。当時はビタミン剤が高いため買わずに冬を乗り越えましたが、今思うと必須だったなと思います。 また、ダウンジャケットやマフラーは必須だと思います。しかし、日本から持ってきたダウンジャケットはドイツの0度〜5度には耐えられませんでした。運動靴だと行き場を歩いた時に滑りますがなかなか楽しかったです。 9月〜10月は夏のように暑く、気温も25度程はありました。ノースリーブや短パン等を多用しEurobizの方たちもウォーキングやサイクリングの様に沢山のアクティビティを用意してくれていました。