Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

コメンスキー大学人文学部
2024年8月号  国際学部 Y.K

カルチャーショックについて

拒否してしまうほどのものはなかったですが、日本と違うことははたくさんあります。思いつくものを数個書きたいと思います。

まず、リードに繋がれていない犬が多いです。街中でどんなに人混みでも、飼い主を間違えずに着いて行っている犬を見ると、本当に偉くて尊敬までしてしまいます。スーパーなどの前で飼い主をひとり大人しく待っている犬もいて、賢さのレベルが違うなと思います。どのように躾がされているのか毎回気になります。また、ショッピングモールやバス、電車に犬も一緒に入ることが基本的に許されています。犬だけでなく、自転車やキックボードも問題なく入れるので最初は驚きました。基本的に何事にも寛容なイメージがあります。

日曜日や祝日にやっていないお店が多いこと、そしてほとんどが閉業時間が早いことも新鮮でした。特に祝日はスーパーでさえ閉まっているので困ることが多いです。スロバキアの祝日を把握していないので、街に出てから活気のなさに気づき、祝日であることを知ります。スロバキア以外の国に行った時も同じです。

また、友達との間のコミュニケーションでもカルチャーショックを感じることがありました。

自分の意見をしっかり言葉にすることです。人によるとは思うのですが、日本人は自分の意見をあまり表に出さないことが多いです。無意識のうちにその性質が出ている時があるなと節々で感じます。

相手に思いやりを持つことを前提に、ある程度は自分の意思を表に出していいと思いました。疲れているから遊びを断る、と言うことも全く悪くなく、正直に言ったとしても相手は思ったより受け入れてくれるし、むしろ気にしていないと思いました。

 

現地の友人、友達作りについて

友達については、前期はウェルカムウィーク期間のイベント等でできた友達が多かったです。ですが、後期は洪水の影響でイベントが中止になるなど様々あったので、授業や寮で友達ができることが多いです。

基本的に同じ趣味を持っている人と特に仲良くなりやすいので、何かあれば友達ができやすいと思います!ですが私はもっと友達を作りたいと思い、SNSで見つけたBumbleというアプリを来て数か月後に始めました。簡単に言うとマッチングアプリなのですが、用途が3つに分けられていて、恋愛(Date)、友達(BFF)、仕事(Bizz)があります。BFFモードで私は使いましたが、全員が友達を作りたいという気持ちでいるのと、不思議と自分と仲良くなれそうな人とマッチするため、温度差がなく友達になりやすいです。実際に会ったことがあるのは2人しかいないですが、1人とは時間が合えば会うくらい仲が良いです。もう1人はブラチスラバから少し離れたジリナに住んでいるので簡単には会えないですが、新しい地域に行く機会となってとても良かったです。また、学校でもアプリ内でも、日本が好きだと言ってくれる人が本当に多いです。ほとんどの人が、1度は絶対に行きたいと言ってくれるので、全員に絶対に来てといつも言っています。ここでできた友達とまた日本で会えたらいいなと思います。

今は前セメスターで住んでいた寮であるVBBではなく、完全にADTという棟に留学生が全員集められていて、今後しばらくはここが基本の寮になると思います。以前と違う点は、シャワーとトイレが階全体で男女別で共有です。シャワーを毎日浴びない人の方が多いので、想像していたよりもシャワーは争いにならなかったです。キッチンは狭くコンロが4つしかなく2階に行くなどしてやりくりしています。部屋は基本全員3人部屋で、ルームメイトの合う合わないがあり部屋によってはよくケンカしているところもありますが、私の部屋は日本人とウズベキスタン人で、全員の性格や時間の使い方が似ているのでとても過ごしやすいです!

 

Zilina

 

偉い犬