Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2024年 8月号 社会学部 Y.O

試験について

試験については、中間考査、期末考査、課題の三つが基本的にあると思います。二つの試験が終わってから課題があります。試験は授業によって論文形式の試験もあれば、問題を解く試験もありました。評価の仕方も授業によって異なりました。韓国人の学生と同じように評価をする授業もあれば、韓国人と留学生に分けて評価をする授業もありました。로봇의 행복 인간의 행복(ロボットの幸せ、人間の幸せ)という授業では中間考査と期末考査は特徴的なものでした。中間考査では授業内で討論したお題について自分のどのように考えるのか、自分の意見を書いて提出するというものでした。期末考査では、ロボットに関しての動画を見てその動画に関しての疑問をチャットGPTに質問して、その返答に対して自分の意見を述べるというものでした。しかしその動画に関しては韓国語の字幕がないため難しかったです。本来は授業内でその動画を見て家で課題をするのですが、留学生に関してはUSBをもっていけばその動画を渡してくださりました。本来は授業の1回で見て書かないといけないものなのですが、留学生に対しては少し優しくしてくださりました。

それ以外の授業では授業時間内に書く試験を行いました。授業によって試験のやり方は異なるので履修登録のときによく見て登録することをお勧めします。

 

授業中、試験期間に感じたこと

韓国で授業を受けてみて強く感じたことは韓国の学生たちは授業、勉強ということに対して日本とは比べ物にならないほど真剣に受けている、行っていると感じました。授業中に寝ている人はまずいませんでした。日本では寝ている学生は「知らないふりをして、授業を行う、寝ている学生が悪い」という考え方が多いと思います。しかし韓国では、「教授に対して無礼だ」という考え方をするみたいです。そのため寝ている学生は少なく真剣に授業を受けている学生がほとんどです。授業中も友達と話していたり、ゲームをしている学生はほとんどおらず、パソコンでメモをしたり、ノートをとったりしている学生がほとんどでした。

試験期間になるとほとんどの学生が図書館に行き一日中勉強をしています。夜遅くまで図書館が開いているのですが、いつも席が満席でした。日本では大学にこもって一日中勉強をするという環境があんまりなかったので、とても刺激を受けました。日本では単位を落とさなければ良いという考え方が多いと思います。しかし韓国ではA+をとるためにそれぞれが勉強をしているので、みなとても真剣に授業を受けて試験のときには、学校に来て一日中勉強していました。私はその環境が韓国に来て刺激を受けました。私は今までとても楽をして生きていたと、もっと真剣に勉強をしないといけないという考えが浮かびました。